カップルや夫婦の相性について考えてみる

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交際クラブやデートクラブで出会い、付付き合いたてのカップルなどでよく悩みがちなのが、相手との相性について自分たちはあっているのだろうか?ということではないでしょうか?長年連れ添っていた夫婦関係であっても、ちょっとしたすれ違いや価値観の違いが原因で熟年離婚というケースもあるくらいです。そもそも男女では物事に対する考え方が異なるため、満場一致となるケース自体、少ないものです。そこで今回は男女の相性について考えてみたいと思います。

■お金に対する考え方の違い

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よくある男女の考え方の相違について、お金に対しての価値観や考え方があげられます。例えば洋服を買いに行く時などで考えると、比較的男性は割高な商品であっても、自身がなっとくできるディテールの商品であったり、好きなブランドのものであれば無理をしてでも購入する傾向がありますが、逆に女性はいかに質の良いものを、いかに割安に購入できるか、どれだけお得な買い方ができたか、ということに重きを置く傾向にあります。それを象徴するかのように、都心にあるデパートやショッピングモールではほとんど女性向けの商品しか店頭に並んでいませんよね。
逆に男性向けのファッションアイテムなどは路地裏などに個別店舗として立地されていることがほとんどです。これもそういった男女の心理から考えられて作られているのではと思います。生活スタイルにおいても同じようなケースがあります。例えば男性ならば、たとえ食費や光熱費が高くついたとしても、豊かな生活をおくることに重きをおくのに対し、逆に女性は光熱費や食費など、クオリティは度外視して少しでも節約できるような生活スタイルを取ろうとします。このようにお金にたいしての価値観や考え方はまるで違うものだと考えられます。
そのため、男女間でこの差が大きいほど、相性の具合も決まってくると言えるでしょう。

■論理的か直感的かの違い

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物事を考える際、比較的男性は論理的に物事を考えます。例えば目的を達成するためのプロセスを考えるため、どういった準備が必要なのかなど、成功させるまで、問題であれば解決の答えが導き出されるまでの工程や段取りをきっちりとまとめて解決する傾向が強いですが、逆に女性は直感的に言動を行ったり、その場の雰囲気などで考え方や気持ちも移り変わりやすく、男性からすると「何を考えているか、心情を読み取れない」というケースが多々あります。仮にケンカになってしまった場合、男性は原因の究明とそれに対する解決策や改善策を考えますが、女性は原因についての真意はどうでもよく、そうなってしまった雰囲気に対して腹を立てたり、感覚的に相手への嫌悪感を表に出したりしますので、男性からすると「なんで怒ってるの?」というような状態になってしまいがちです。
女性は本心を口にして表現することが少なく、男性に対して言わずとも気持ちを読み取ってほしいと思っています。しかし論理的である男性からすると、非常に困難な課題になるため、それができないためにお互いの維持の張り合いから、最終的にケンカにまで発展してしまうといったケースがよく見受けられます。このような状況が度々続いてしまうと、お互いに相性が合わないのでは?と認識するようになる原因となってしまいます。

■気になったままで放置すると危険

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上記のように価値観や考え方の違いによりけんかやもめ事にまで発展することはよくあります。しかしその際皆さんはどう対処されていますでしょうか?けんかが長引くとお互いに精神的にもしんどくなってしまいますし、できるだけ早く解決して元通りの生活に戻りたいと大半の方は思われるはずです。そのための解決策としては大きく分けて3通りあるのですが、まずはなかったことにしてその場をなんとなくやり過ごしてしまうパターンです。お互いの疲れからかなんとなく特に解決しないまま、けんかやもめたことがまるでなかったかのように、時間が断つことによって元の雰囲気に自然と戻るようになる場合があります。この場合はまた同じようなケースのもめ事が起きてしまった場合、再度険悪なムードが再発する可能性が高いので、頻繁に繰り返されてしまうと価値観の違いを大きく感じることにも鳴り、別れの原因ともなりかねません。また別パターンですと、どちらかが相手の考え方に合わせて「妥協する」しおれる場合があります。この場合は妥協した側に一時のやせ我慢をさせているだけで、根本的には何の解決にも至っていません。
人間だれしも我慢にには限界がありますので、蓄積されたストレスがあるきっかけで一気に崩壊してしまう恐れもあるため、こちらもあまりおすすめできません。一番良い解決法は二人だけのルールを新たに作ることです。どちらの意見も取り入れ、お互いが理想と妥協の中間点で踏みとどまるという形になるので、考え方としてはフェアになります。例えば家事は分担して行う、光熱費に対する節約のルールなど、得意分野と苦手分野でそれぞれが役割を担うことで、お互いに感じる存在価値もより一層高まり、良い関係性が築けるようになると思います。とにかくまずは些細なことでもうやむやにせず、ちゃんと話し合いお互いの意見を理解したうえでのルールを決めていくことが大切になるかと思います。