パパ活をするなら相手の女性には常に「理想の女性」でいてほしいもの。でないとお手当を支払う意味がなくなってしまいますし、服装や言動、果てはセックス中の仕草まで自分好みに染め上げたいと考える男性は多いはずです。
しかし自分の理想を押し付けすぎると、女性の心が折れてしまったり、反感を買ったりすることもあるので注意が必要です。本記事ではパパ活の相手に理想を押し付けすぎて振られてしまった男性たちの体験談をご紹介いたします。
見た目へのこだわりが強すぎて 自営業Aさんの場合
今から3年ほど前のことになりますが、アプリで知り合った女性にあれこれとリクエストをしすぎて見事に振られてしまいました。私は昔からショートヘアの女性がどうしようもなく好きでして、クラブで知り合った女性に髪を短くしてみてほしいとお願いしたのです。
彼女もショートヘアには前々から興味があったみたいで、「じゃあこれを機に」と長かった髪をばっさり切ってくれました。イメージチェンジ後の髪型はよく似合っており、そこで満足していれば良かったのですが、調子に乗った私は服装やメイクにまで注文を付けるようになったのです。
たとえばショートヘアとパンツスタイルの組み合わせが好きだから服装はぜひそうしてほしいとか、濃い赤のルージュや切れ長系のアイメイクをしてクールな雰囲気にしてほしいとか。髪を変えた時点では彼女も乗り気だったので、髪以外の部分のイメージチェンジにも快く応じてくれるだろうと私は思い込んでいたのです。
しかし服やメイクに関してはさすがにやりすぎでした。LINEでそれらのメッセージを送った後。彼女とは音信不通に。一応謝罪のメッセージは送ったものの既読すらつきません。髪型だけで満足していれば今も彼女とデートできていたのかと思うと、本当に残念なことをしたなと後悔するばかりです。
マナーを叩き込むのも考えもの 会社員Bさんの場合
私はデート相手の女性にはテーブルマナーの勉強をしてもらっています。パパ活を始めて間もない頃に知り合った女性がその辺のマナーを心得ていない人で、そこそこグレードの高い店に連れて行った結果非常に恥ずかしい思いをしたからです。
かといってデートで安い店に行くのもどうかと思いますし、デートの前には彼女がテーブルマナーについてどれくらい知っているかを確かめ、必要に応じてアドバイスをするのがここ数年の習慣でした。
もちろん感謝の言葉をもらえたこともありますが、あまり詰め込みすぎるのもどうなのかと最近は思い始めています。アドバイスの最中に相手がヘソを曲げてしまったり、心が折れて別の男性のもとへ行ってしまったりしたことは一度や二度ではなく、時には喧嘩になってしまうこともあったからです。
最近交際クラブで知り合った女性には、おそらく皮肉を込めてでしょうが「マナー講師みたいだね」と言われてしまい、やはりこの方針は変えるべきなのかもしれないと考えています。教養のある美人と出会うことができればいいものの、そういう女性は高級なクラブを探しても中々いません。ある程度の妥協は必要なのかもしれないですね。
セックスの際の要望を控えめに 会社員Cさんの場合
自分は神経質なところがあって、セックスは自分の興奮する仕方でないとプレイの最中に萎えてしまうこともあります。なのでマッチングアプリなどで大人アリで会った場合には、ここをこうして、体位をどうしてと色々指示を飛ばすワケですが、当然ながらこれが相手にとっては相当面倒くさいようで……。
先日会った子にはモロに舌打ちされたうえに「めんどいんだよおっさん!」と怒鳴られてしまいました。
たぶんAVの見すぎなのでしょう。女の子と普通にイチャイチャして普通にセックスするだけではどうにも物足りない。セックスの最中は女の子にはとびきり淫乱であってほしくて、たぶん私と同じような男性は多いのではないかなぁと思います。
でも女の子にあれやれこれやれと命令したり、そのやり方は気持ちよくないor興奮しないと伝えたりすると空気は険悪、せっかくのセックスの機会そのものがなくなってしまう可能性も。何人かの女性に振られてから私は女の子にあまり図々しく言うのをやめて、禁欲や勃起薬といった方法でアソコを元気にする方向に切り替えました。
ノーマルなセックスにはやはり物足りなさがあるものの、彼女と険悪なムードにもならず途中で萎えることもないので、まぁいいかなという感じです。
まとめ
以上、理想を押し付けたせいで女性に振られてしまった男性たちの体験談をご覧いただきました。色々なパターンがありますが、すべての事例に共通しているのは、相手にも色々な事情があるのに自分の都合だけを押し付けているということでしょう。ルックスに関して言えば、そもそも女性のルックスに言及すること自体がセクハラ的で嫌われる要因となります。好きでもないおじさんのために何かを勉強させられたり、セックスの際に色々命令されたりするのは考え得る限り最悪です。
相手の女性と今後も長く関係を続けていきたいのであれば、価値観の押し付け、強要はしてはいけません。相手も人間であること忘れずに接してください。
