彼氏の家に遊びに行ったら、机や棚にアイドルグッズがずらり……。正直引いてしまったなんて経験はないでしょうか
女性アイドルを応援するのは実質浮気みたいなものだからやめさせたい、と考える女性もいるかもしれません。
それでは彼氏がアイドルオタク・追っかけだと知った場合にはどのように振る舞うのが正解なのか。その趣味はやめさせた方が良いのか。本記事では女性の皆さんに向け、アイドルオタクな彼の扱い方を徹底解説します。大切なことは、彼の趣味を否定しないことです。
否定から入るのはNG
初めての自宅デート。勝負下着をつけて彼氏の部屋に遊びに行ったら、机や棚がアイドルの写真でいっぱいだった……。そうなると引いてしまうのも無理はありません。女の子を家に呼ぶのに、他の女が写った写真を片付けないデリカシーのなさにも腹の立つことでしょう。
しかしその多数のアイドルグッズに引いてしまったとしても、彼の趣味を頭から否定するのはNGです。気持ち悪いと罵倒してみたり、こんなものさっさと片付けろと写真を蹴とばしてみたり。そういうことは絶対にしないようにしてください。
何かを好きになるというのは、人として自然なことです。たとえばその机にあるのが風景の写真だったり、あなたも大好きなアニメのグッズだったりした場合は、何とも思わないでしょう。対象がアイドルだと途端に「気持ち悪い」となってしまう、自分の感性の方が実は不自然だと気づけば、冷静に対処できるはずです。
基本的には好きにさせてあげるのが吉
彼の趣味が推し活であれ、撮り鉄やアニメ鑑賞であれ、好きなことは好きにやらせてあげるのが吉です。それがどうしても嫌なら別れるか、彼に趣味以上の楽しい時間を提供するかしかありません。気に食わないからやめろ、でもその責任は取らないというのではあまりにも身勝手です。
この記事をお読みの方の中には、「アイドルを応援するのは浮気ではないか」と考えている方もいるかもしれません。しかしはっきりと言いますが、アイドルを応援するのは一般的に浮気でも何でもありません。大手事務所のアイドルを推している限り、彼がそのアイドルと関係を持つことは絶対にないわけです。あなた以外の女性と食事もセックスもしていないのなら、それは浮気とは言えないのです。
彼がそのアイドルに大金を貢いでいるなど特殊なケースを除き、基本は好きにさせてあげるのが良いでしょう。
色んなデートに挑戦してみよう
とはいえ、人はそう簡単には物事を割り切れない生き物です。いくら浮気でないとわかっていても、不快に感じてしまうのは無理もありません。
やっぱりどうしても彼にアイドルオタクをやめてほしい。そう思うのなら、アイドルを推しているとき以上に楽しい時間を彼に提供しましょう。いわばあなたが彼だけのアイドルになればいいわけです。
その方法として良いのが、旅行やバーベキューやカフェめぐりなど、色んなデートに彼を連れ出すことです。彼がアイドルを応援しているのは、他にやりたいこと、好きなことがなかったからかもしれません。色々なデートをすることで、彼はアイドルの応援以上に楽しいことを見つけられるかもしれないのです。
彼が新しい趣味を見つけたとき、そこには「彼女と一緒にこれをするのが楽しい」という前提が存在します。あなたがその遊びを教えたわけですから、当然のことです。そうなれば彼もアイドルオタクをやめて、あなたと遊ぶことを優先し始めるでしょう。
そのアイドルを一緒に応援するのもアリ
彼がそのアイドルを応援しているのには、何か理由があるはずです。仕事でミスをしてつらいときにこの曲と出会い励まされた、バラエティ番組で体を張って笑いを取っているのを見て好きになったなど、何らかのエピソードが必ず存在します。それを聞けば案外、あなたもそのアイドルグループのことを好きになるかもしれません。
あなたがそのアイドルグループのライトなファンになれば、逆に彼は熱狂的に応援することを控えるようになります。何故かというと、自分のそばに「冷静なファン」がいることによって、自身と世間との温度差がわかるようになるからです。
これ以上行くとおかしいな、異様だなというのが自分で判断できるようになるため、彼は次第に「冷静なファン」へと変わっていくのです。
勝手にグッズを撤去するのは厳禁
彼に推し活をやめさせるために、グッズの撤去、廃棄を考えているのなら絶対にやめた方がいいです。根本的な解決にならないうえに彼を激高させる可能性があり、下手をすると暴力沙汰になったり、あるいはあなた自身が器物損壊の加害者になってしまったりする可能性があります。
捨てれば未練も消えるだろう、諦めるだろうというのは短絡的な考えです。先ほど述べたように彼には「そのアイドルを好きになった理由」があるわけで、たとえば辛い時期にそのアイドルに勇気をもらっていたのなら、グッズを勝手に捨てられるのは、心の支えになってくれた大切な人を傷つけられることと同義だと言えます。
そのアイドルの歌を聴いた時間、思い出をすべて破棄することにもなり、彼が受ける精神的苦痛は人の死に接したのと同じレベルになることでしょう。大袈裟だと思うかもしれませんが、人の好きなものを勝手に捨てるというのはそれくらい大きなことなのです。
まとめ
彼氏がアイドルオタクだったと知り、ショックを受けてしまう気持ちはわかります。自分以外の女の子のことが好きなの?と不快に思うかもしれませんが、アイドルへの応援の気持ちと、恋人に対する愛情はまったくの別物。アイドルを応援しているからといって、彼があなた以外の女性とデートやセックスをするわけではないですし、基本的には好きにさせてあげるのがベストです。
どうしてもやめさせたいのなら、彼に推し活以上に楽しい時間を提供してあげてください。彼と一緒に色々なデート、遊びに挑戦してみましょう。
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