音楽の好き嫌いほど、個人差がはっきりと出るものはほかには無いのではないかと思います。洋楽や日本の曲に始まり、インストロメンタル、ポップス、R&B、ロック、歌謡曲、民族音楽、リラックスミュージックなど。様々なジャンルが存在する音楽の世界ですが、中でもクラシックはどうでしょうか?あまり馴染みがないでしょうか?
そんな場合でもデートで行けば大丈夫。デートでクラシックのコンサートに行くと色々なメリットもあるので、活用しない手はありません。交際クラブ・デートクラブのデートに誘うのも大人のデートならではといった風で素敵です。
ではどんなところが良いのか、詳しく見ていきましょう。
クラシック音楽とは?
学生の時、音楽の授業で無理矢理クラシックを何度も聞かされたりして、眠くて仕方なかった、つまらなかった、突然大きな音になったり小さな音になったり意味がわからなかった…など、すっかり苦手になってしまった人もいるかもしれませんね。
加えて、全く興味がないのに、音楽を聞いて感じたことをみんなの前で話さなければいけなかったり、苦痛を強いられた経験など、嫌な記憶が今も尚ある場合もあるでしょうか。しかし、自分の成長に伴う変化、感情や周りの環境の変化とともに、心地いいと感じる好みの音楽ジャンルは意外と変わるものです。
そこで、月日が経過した今だからこそ、新たな気持ちで、クラシック音楽に触れてみるのも良いと思います。
クラシック音楽ついて少し細かく知っていきましょう。
美術には美術史があるように、クラシック音楽にも音楽史があります。大昔の時代は、規則的な音やリズムの並びが特徴の、バッハやモーツァルト、ベートーベンを代表するバロックや古典派でした。
次に、美しい和音で音の広がりを持つ曲が多いショパンやシューマンを代表とするロマン派です。
そして、自由にテンポを決めて演奏をして良い、テンポルバートなどの速度記号を用いた、印象的な間や和音が多いドビュッシーを代表とする印象派。
最後には、不協和音などを多く用いた曲が多いハチャトゥリアンなどを代表とする現代・近代音楽へと変遷していきます。
クラシック音楽にはいくつもの種類があります。バイオリンやハープ、ピアノ、フルートやクラリネット演奏などがポピュラーですが、楽器1種類だけを使った演奏。2つ以上の種類の楽器を使った演奏。打楽器や木管楽器、金管楽器など、多種類の楽器を使ったオーケストラの演奏。それぞれ良さがありますが、せっかく聞くのなら色々な音が一つの楽曲で楽しめるオーケストラがお得です。
本物のクラシック音楽に直に触れられる!
いざクラシック音楽を聞いてみようと決めたら、おすすめなのはCDよりも断然生演奏です。機械から流れてくる音をただ聞くのと、プロの演奏家が生で楽器を奏でるのを目の前で見るのとでは、全く違うからです。
若い時は、自分でチケット代を支払って音楽を聞きに行くのは、好きなアーティストのライブの時だけな人も多いでしょう。しかし、大人になって自由に使えるお金が増えることに伴い、しっかり自分でお金を払ってクラシックを生で聞きに行くのが良いです。
というのも、生演奏はそれぞれの楽器が出す音質の微妙な違いや、はっきりとした強弱、パートごとに異なる曲調の移り変わり、演奏者同士のハーモニーや息の合わせ方、プロの気迫など、生演奏でしか感じることができない醍醐味があります。
聴く方も芸術である音楽を余すとこなく全て吸収してやろうと、俄然力を入れられます。また、クラシックに興味はあるけどカッコつけているようで気後れする、気取っているみたいでどうもハードルが高いと感じる人でも、デートで好きな人と行くことで、気軽に安心して見ることができます。
そして、クラシック音楽を聞く空間に二人でいると、何故か相手の風貌がいつもより良く、男性はかっこよく、女性は美しく見えるものです!よって、お互いを良く見せることができるメリットがクラシックコンサートにはあります。
クラシックのための専用の会場。それがサントリーホール!
東京の中でも高所得層がかなり多く住んでいて、納税ランキングでも1位と言われる港区。有名企業があったり、一流ホテルが立ち並んでいたりもします。
街を歩いていると、短時間であっても高級スポーツカーや外車をかなり多く見ることからもそれを痛感しますが、そんなハイクラスな街である港区六本木には、サントリーホールがあります。
サントリーホールはクラシック音楽を聞くにふさわしい造りになっていて、まさにクラシックのための専用会場。重厚感あふれる素材を使って、ロビーなどをとってみても細部に渡り丁寧に作り上げられたホールです。
中に入ってみると、とても上品で上質な空気を肌で感じられ、少し身が引き締まるような良い緊張感もあります。天井もとても高い造りになっているため、楽器から発した音がふわっとうまく広がっていき、美しい音楽となります。年間を通して様々なコンサートが執り行われていて、チケット代も色々です。よく分からない場合でも、予算などに応じて選んでみても良いでしょう。