彼女のことは大好きなんだけど、服が最凶に可愛くない。一緒にいて恥ずかしい。そういった場合にどのようにして「服を変えて」と伝えるかは非常に難しい問題です。
服がダサいとはっきり言えば彼女を傷つけてしまいますし、俺がコーディネートするよと言うと、何か独占欲の強すぎる男みたいになってしまいます。
では実際のところ、彼女や交際クラブで知り合った女性のコーディネートに口を出したい場合、どのような伝え方をするのが良いのでしょうか。本記事で解説いたしますので、参考にしていただければ幸いです。
何も言わずに服屋に連れて行く
意外と有効なのがこの方法、「何も言わずに服屋に連れて行く」です。彼女の服装がダサいと思ったら、あなたが知っている中で最もお洒落なアパレルショップに彼女を連れて行きましょう。そして店内で色々な服を着せて、眺めて、似合うと思った服を全部買ってあげるのです。
このようにすると女性は、「私の服がダサいって言いたいの!?」と思いつつも、はっきりそう言われたわけではないため、男性に抗議することができなくなります。しかも服を全部買ってもらうわけですから、なおさら不平不満は言いにくい雰囲気です。
そして実際、ここで購入する服はいずれも可愛いものばかり。最初はカチンときていた彼女も、「よくよく考えてみれば良いデートだった」と思い始めるでしょう。次のデートではその服を着てくれるはずです。
こういう服似合いそうと伝えてみる
何も言わずに服屋に連れて行くのは、お洒落に精通した男性にのみ許される方法です。女性のファッションにはまったく詳しくない、でも彼女の服装がダサいことだけはわかるという場合には、「こういう服似合いそう」と誘導する方法を試してみましょう。
たとえば本屋や喫茶店に行ったときにファッション雑誌を開いて、彼女に似合いそうな可愛らしい服のページを開き、「〇〇ちゃんめっちゃスタイルいいし、こういう服似合いそう」「めっちゃ可愛くなりそう」と言うわけです。
このときのポイントは、似合いそうと思った理由について、褒めをまじえながら具体的に説明すること。足が長いとか、顔が凛としているからとか何でもいいです。理由をつけて「似合いそう」と言っておけば、彼女は自発的に服装を改めてくれるかもしれません。
ドレスコードのある店に行く
彼女の服を強制的に変える方法がコチラです。高級フレンチやイタリアンなど、ドレスコードのあるお店では、フォーマルな服装が求められます。おかしな服装では入店できないので、彼女に「きちんとした格好で来てね」と言うことができるわけです。
ヘンテコな服を着る女性というのは、その服を着ることに何らかのポリシーを持っていることも少なくありません。たとえばパンクロックが好きだからダメージ系の服装をするとか、親など身近な人に似合うと言われた数少ない服のうちの1つを着ているとか……。単にファッションセンスがないだけの女性もいますが、それらすべての女性の服装を強制的に変える方法がドレスコードであるわけです。
そしてドレスコードで「きちんとした格好」を一度体験した女性は、その後公共の場に相応しい服装というものを必ず意識するようになります。形から入り意識を変える、これも中々良い方法です。
お互いに相手のコーディネートしようと言ってみる
彼女に自分好みの服を着せたいのなら、お互いにコーディネートをし合おうと言ってみるのも手です。自分だけが思い通りにするのではなく、相手にもコーディネート権を与えることで、公平感と一種のゲームのような面白さが生まれます。俺の好きな服を着てくれと一方的に頼むよりもこうした方が印象は良いでしょう。
しかしこの方法には問題点もあって、それはファッションセンスのない女性に自分の服装を委ねるという、危険を伴う行為であるということです。もしかするととんでもなくダサい格好をさせられるかもしれません。
それを防ぐためには「ファッション雑誌を参考に」という条件をつけておくことが大切です。2人で一緒に雑誌を眺め、こういうのはどう?と相談し合う形で服を選ぶのが良いでしょう。
コーディネートさせてほしいとハッキリ伝える
色々な方法を試しても彼女の服装や意識が変わらないのなら、「コーディネートさせてほしい」とハッキリ伝えた方が良いでしょう。そのときのポイントは、相手の普段の服装を否定しないということです。
かっこ悪いから、可愛くないから服装を変えてほしいと言うのではなく、あくまで自分のワガママとして服を選ばせてほしいと申し出てください。絶対可愛くして見せるから任せて、というふうに伝えれば、渋々ながらも彼女は同意してくれるはずです。
当然このように言うからには、本当に可愛いコーディネートをしてあげないとダメです。服は服それ自体が可愛くても、その人に似合うかどうかはわかりません。似合わなければ「おかしな服装」ということになってしまいます。自分の好みだけでなく、彼女の体型や髪色、顔立ちなんかも考慮して服を選ぶようにしましょう。
まとめ
以上のようにすれば彼女の服装を今よりもっと良いものに変えることができるでしょう。自分のファッションセンスに自信があるのなら、彼女をいきなりアパレルショップに連れて行く。その自信がないのなら「この服似合いそう」と誘導してみたり、ドレスコードのある店に彼女を連れて行ったり。色々な方法を試してみてください。
女性はその服を着ることに何らかのポリシーを持っていることもあります。その服はもしかすると親に買ってもらった、似合うと言ってもらったた大切な服かもしれませんので、服そのものを否定することのないよう注意しましょう。