「好き」と「愛している」は全く違う!勘違いしやすいポイントとは?

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異性と知り合う機会と言えば、友達の紹介、会社の同僚、お見合いでのご紹介、合コンや婚活パーティー、交際クラブ・デートクラブなどの「出会いの場」など、たくさんあります。
それらの場所で異性のパートナーを見つけたいと頑張っている人に、1つだけ忘れないでほしいことがあります。それは「好き」と「愛している」ことは全く違うという事です。
そんなことを言われても、自分は相手のことを愛しているのだから、何の問題があるのだと、怒り出す人もいるかもしれません。
ですが、今回ご紹介するポイントをよく読んでいただけると、「好き」と「愛している」ことが違ってくることをご理解いただけると思います。ぜひこの機会にこれら2つの違いを改めて理解していただきたいと思います。

「好き」と「愛している」の持つ意味には大きな違いがある

実際「好き」と「愛している」は似て非なるものです。しかし、この二つの違いはあいまいなものです。
恋愛にいそしむ人であれば、相手に対する自分の気持ちが「好き」なのか「愛している」なのかわからなくなり、思い悩む人も少なくありません。
ですが、「好き」の気持ちを「愛している」の気持ちと錯覚してしまうと、後になって大変なことになってしまいます。
好きという言葉には「Love」の意味もあれば「Like」の意味もあります。ですが、愛しているという言葉には「Love」という意味しかありません。つまり、あなたが相手に対して愛情表現をするのはいいのですが、LoveなのかLikeなのか不明瞭な表現の仕方をするのは避けた方がいいのです。
あと、好きという言葉は、気にいる、心が惹かれているという意味があります。愛しているという言葉には慈しむ気持ち、相手を慕う気持ち、大事にする気持ちという意味もあります。
言葉の意味だけ考えると、好きという言葉は何かに自分の気持ちが惹かれるという受け身の態勢に思えますし、愛しているという言葉には自分から気持ちを与えるという行動的な態勢に思えます。これらの違いをよく認識しておく方がいいでしょう。

「好き」と「愛している」の違いは条件の有無

「好き」と「愛している」の違いは、それぞれ相手に条件を求めるか求めないかという、大きな違いがあります。
まず、人が恋愛感情を抱き、他人を好きになるためには、まず入り口として何らかの条件が必要になります。それは、性格であったり、容姿であったり、収入であったり、自分が好感を持てるために条件を満たしている相手であることが必要不可欠です。条件を満たさない限り、人は他人を好きにならないのです。
しかし、誰かを愛している感情に達した時、その愛情には条件が必要ありません。ずっと一緒にいたい、この人でないといけないなど、条件が特定ではなく、もっと広い視野で相手のことを思うようになります。「お金持ちだから愛している」などと考える人があまりいないのはそのせいです。
実際の恋愛中を思い浮かべてみましょう。彼女が彼氏に「私のどこが好き?」と聞くことはあるでしょうが、「私のどこを愛している?」とはあまり言わないものです。愛してくれていることを確認したいときは「私のことを愛している?」と聞きます。
このように、感情がどんどん発展する中で、「好き」と「愛している」という言葉が使い分けられていくのも、ぜひ覚えておいてください。

自分のためなのか、相手のためなのかで言葉が違う

「好き」と「愛している」の違いには、その感情の対象者が違ってくることも含まれます。好きというのは自分のための感情であり、愛しているというのは相手のための感情であるという、大きな違いがあります。
例えば、彼女は大好きな彼氏とずっと一緒にいたいと思うでしょうが、この時に思う「ずっと一緒にいたい」という感情は、自分の欲求です。同様に、彼氏に喜んでもらいたいから料理を作るというのも、彼氏のために料理を作ってはいますが、彼氏に喜んでもらいたいという、自分の欲求が含まれます。
つまり、好きという感情は自分の恋愛における欲求を満足させたいという心理からくる感情なのです。
一方、愛している感情の場合は、自分の欲求は一切入ってきませんし、相手に喜んでもらいたい見返りも求めません。相手のために何かした、という時点で満足して、行動が完結するのです。

感情が生まれるまでの時間が違う

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好きという感情が生まれるまでに、時間の長さは影響がありません。ゆっくり人を好きになっていく人もいますが、一目惚れで一瞬にして好きという感情を持てるようになる人もいます。
ですが、愛しているという感情は一瞬で生まれることはありません。愛しているという感情は、一目惚れのように急に大きな感情として生まれるのではなく、最初は小さな感情が生まれて、ゆっくりとパートナー同士で育んでゆく感情です。
一緒に育んでいくからこそ、「愛している」という言葉に重みが生まれて、お互いに感情を理解しあえる好きと愛しているとの違いで最もわかりやすいのは、感情が芽生えるまでの時間です。

十分に理解しておきましょう。