“交際クラブ・デートクラブで出会った素敵な女性のパパになる”そんな男性はきっと多いのだと思います。もちろん、気に入った女性、目標に向かって頑張っている女性を見たら、応援したくなるのは男の性かもしれませんね。もちろん、それもありだと思います。
ですが、私の場合、基本的にパパにはならないようにしています。
出会い
私もデートクラブを利用したての頃は、パパになってもいいと思える女性と出会うことができました。見た目もとてもタイプでしたし、性格も抜群、そして海外留学をしたいという夢も持っている女性でした。留学費用を出してあげてもいいと思うくらいでしたが、デートをしたかったので、普通にパパとしてデートする仲になりました。
ただ、やっぱりルックスも内面も素敵な女性ですから、いくら最初は“疑似恋愛”のつもりでも、徐々に好きになってしまったんです。もちろん彼女の方はパパ活は留学費用を稼ぐためですから、私に対してはそれ以上の感情はないのだと思います。
それは私も承知の上ですが、会えば会うほど彼女の魅力にとりつかれてしまったんです。最初は隔週のデートだったのが、徐々に毎週、時には週に2~3回ほど食事デートするようになったんです。彼女は私が“会いたい”と言えば都合を付けてくれるので、本当に会いたい時に会えたんです。まさに恋人同士みたいな感覚です。彼女にとっても会うたびにお小遣いをもらえる上に、夕食もご馳走になれるわけですから、喜んで来ていましたね。
自分の立ち位置
ですが、私は結婚しています。これまでほとんど家で夕食を家で食べていたのが、週の半分は外食してくるようになれば、やっぱり妻は疑ってしまいますよね。私の中では『身体の関係はないから不倫ではない』と自分を正当化していたんでしょう。妻にしつこく聞かれ、“デートクラブ”とは言いませんでしたが、ある女性と食事はしている、という事を言ってしまいました。
もちろん、スマホもチェックされていたみたいなので、言い訳はできませんでした。
ただ、よく考えたら身体の関係はない、なんて言っても信憑性ないですよね。結局、大喧嘩の末、その女性とは連絡しないということで許してもらいました。もちろん、本当の不倫なら、妻と別れてその女性と再婚、なんて道も考えなくはないでしょうが、あくまでパパとしての付き合いですから、そうはなりませんからね。
パパとは
それからです。パパになるのをやめたのは。ただ、やっぱり何歳になっても男は若い女性とデートしたいという気持ちは捨てられません。あんなに素敵な女性に出会えるんですから、デートクラブはやめられません。
今は、基本的に毎回、女性とその日だけのデートをするようにしています。ですので、毎回違う女性とデートしています。パパも良かったですが、パパにならないデートというのも意外と面白いです。これまでは“若くてきれいな女性”として一括りで見ていたんですが、実際に会って話をしてみると、それぞれに人生があり、性格も全然違います。当たり前の事ですが、デートする度に新鮮な感じでデートができます。今日はどんな女性かな、と毎回デートが楽しみになっています。
パパにならないデートにはそれ以外にもいろいろとメリットがあります。その一つは、以前のように女性を好きになる事がない、感情移入しないという点ではないでしょうか。基本的に1回だけのデートですから、『素敵な女性だな』と思うことはあっても、好きになる事はまずありません。もちろん中には、以前の彼女みたいに夢に向かって頑張っている女性もいますから、パパになって経済的にサポートしてあげたいという気持ちが湧いてくる女性もいます。ただ、それでも以前の苦い経験(いい思い出ですが)があるので、そこはあえて意識しないようにしています。
そして、以前のように不倫と疑われないという点もメリットです。1回きりの出会いにしていますから、LINEも電話番号も基本的に聞きません。連絡が来たら、やっぱり会いたくなってしまいますからね。交際クラブ・デートクラブを通してセッティングしてもらうだけなので、連絡先も知りませんから、スマホに履歴も残らないです。そして、仮に不倫を疑われて尾行されたとしても、基本的に毎回同じ女性ではありませんから、『仕事の話だ』と言えばそれで通せます。
出会いを楽しむ
また、1回きりの出会い、と割り切っているからか、本当に一つ一つの出会いを大切にするようになりました。この人とはあと会うことはない、と思うとやはり楽しい思い出にしよう、という気持ちにもなれます。
いつもデートしてくれる女性は満足して帰って行きます。中には『また会いたい』とかストレートに『パパになって』言ってくれる女性もいます。女性を悲しませるわけにはいかないので、一応連絡先は聞いて『一応、妻子いるからさ、デートしたい時こっちから連絡するから』と言うようにしてます。申し訳ないですが、別れた後にすぐに消すようにしています。心苦しいですが、そのほうが未練も残りません。