私は学生時代から演劇をやっていました。大学では演劇のサークルに入り、公演をする度に徐々に『この道で生きて行きたい』と思うようになりました。ですが、現実はそう甘くはありませんでした。女優になるために養成所に入って勉強しよう、と思っても、そのお金がありません。結局、親にも言いだせずに大学を卒業して、就職しました。
就職してからも、ちょっとした劇団に入っていました。言っては悪いですが、趣味の領域ですからね。1~2年仕事の傍らで演劇していましたが、やっぱり情熱は消えないんです。
だけど、このままでは一生趣味で終わっちゃいそうだし、かといって本格的に勉強しようと思ったら仕事やめないといけないですしね。でも仕事を辞めたら生活できないですから…。
そんな時に、“パパ活”を知ったんです。
実は同じ劇団の仲間で同じ悩みを抱えている女性がいたんです。その子がパパ活を始めて、お小遣いをもらえるようになったから仕事を辞めて養成所に入ろうかな、って言ってたんです。「○○ちゃんもパパ活して、一緒に養成所に行こうよ」って。
容姿に関しては、自分でもそんなに悪くないかな、って思っていました。だけど、そんなに簡単にお小遣いをくれるパパなんて見つかるわけない、って言うのが第一印象でした。しかも身体の関係なしで、高級料理をご馳走なってデートするだけでお小遣いなんて、そんな都合の良い話はないと思ったんです。ただ、物は試しと思って登録してみました。もちろん、仕事はやめませんでした。
登録して1週間くらいのうちに、交際クラブ・デートクラブから続々と男性からオファーがあったんです。
IT関連の社長さん、医者などいろいろでした。最初に会った男性は、お医者さんです。いやらしい話ですが、お小遣いをいっぱいもらえそうな気がしたのと、パパになってくれるかな、と思ったからです。
会ってみると、医者とはいっても普通の人でした。緊張していたのと、お医者さんだとちょっと何の話をしたらいいのかわからなくて、ほとんど話ができませんでした。ただ、帰り際には交通費を頂きました。結構入っていたので『本当に食事するだけでお小遣いもらえるんだ』とビックリしました。
あまり話ができなかったので、結局パパにはなってくれませんでした。そのお医者さんとはそれっきりです。お小遣いは貰えるけど、確実にデートできるか分からないし、そもそも連絡来なかったら収入はゼロですから、これじゃ仕事辞めてなんて無理って思いました。
パパ活は無理、なので夢を諦めかけていました。
ただ、一応クラブは続けてみることに。2人目の男性は会社を経営している40代の男性でした。40代にしては若く見える男性で、とても親しみやすい優しい男性でした。2回目ということもあり、1回目よりも話は出来ました。そしてその男性と音楽の趣味がとても合うし、その男性も学生時代は演劇をやっていた、ということでその話で盛り上がったんです。
話をしていると、「もう演劇やってないの?」と聞かれたので、現状を正直に話しました。なぜか話しやすい男性だったので、ついつい女優になりたいという夢、本当は仕事を辞めて養成所に通いたい、そしてそのためにクラブに登録した、というところまで言ってしまいました。
でも、パパになる人はいないだろう、と思っていたので、パパを探している、ということだけは伏せました。
すると、男性はちょっと考えていましたが、「もし、○○さんが嫌じゃなかったら、僕に応援させてくれないかな」って言ってくれたんです。
「とても綺麗な女性だな、って思ったし、きっと君なら女優としてやっていけると思うから。先行投資だよ。売れたらウチの会社を宣伝してね」って。
そう簡単にパパになんてなってくれない、と思っていましたから、パパになってくれた事も嬉しかったですが、私の夢を“応援してくれる”という言葉に思わず泣いてしまいました。
実際に、仕事を辞めても養成所に通えるだけの費用はその男性が負担してくれています。
とはいえ、生活はそれでも楽ではないので、空いた時間はアルバイトをしています。そしてパパとのデートも、「君が空いた時間でいいよ」と言ってくれているので、本当にパパに感謝しきれません。
養成所でのトレーニングは思った以上に大変ですが、応援してくれる人がいると辛くても頑張れます。早く女優として独り立ちして、パパに迷惑をかけないようにしたい、喜んでもらいたいという気持ちです。
どうなるかはわかりませんが、順調に夢に向かってがんばれているので、本当に毎日が充実しています。デートクラブに登録してみて良かったと思っています。素敵なパパができたので、今は休会中ですけどね。
夢や目標がある女性は交際クラブ・デートクラブに入会することをおすすめします。出会った素敵なパパが、あなたの夢や目標を応援してくれますよ。