パパ活をするにあたってお手当が最優先の方も多くトラブル想定が出来ていない方も多いです。
そこで今回はパパ活をするにあたって絶対会いたくないトラブルの1つである
盗撮に関して説明します。
たとえ身元確認をして入会する交際クラブやデートクラブの会員男性であっても、相手は匿名で出会う初対面の知らない人です。トラブルに遭うかもしれないという意識で行動しないとアナタの盗撮画像がネットに晒されたりする場合があります。
入会基準のゆるいマッチングアプリではさらにトラブルに遭う確率が跳ね上がります。パパ活でお手当を弾んで貰うには男性に気に入られなければいけませんが、「隙が大きい子」「つけ込むことが出来そう」と安易に思わせると思わぬ被害に遭うので気をつけましょう。
パパ活で盗撮した人はどんな罪に問われるのか?
パパ活女子が遭遇するトラブルやリスクの中には、パパによる盗撮被害に遭ってしまう人も少なくありません。盗撮として犯罪にあたるのはどういった行為になるのか。まずは盗撮行為を取り締まる法令について解説していきます。
まず盗撮は、「正当な理由なく、人を著しく羞恥させ、又は人に不安を覚えさせるような行為であって、人の通常衣服で隠されている下着又は身体を、写真機その他の機器を用いて撮影し、又は撮影する目的で写真機その他の機器を差し向け、若しくは設置すること」と定義されています。
法令はいくつかあり、条件によってどの法令に抵触するか決定されます。
令和5年6月16日に、「性的姿態撮影等処罰法」が成立したことで、多くの場合はこちらに該当され撮影罪で刑事事件となります。
それぞれの詳細及び刑罰を見ていきましょう。
迷惑防止条例違反
各都道府県で定められている条例で、都道府県ごとに多少の違いがあります。
名称も異なり、東京都では「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」が正式名称で、これらを一般的に「迷惑防止条例違反」と称されています。その内容に関しては幾つかの種類があり、そのうちの一つが「盗撮行為」です。
盗撮行為は1年以下の懲役、または100万円以下の罰金。
常習の場合には2年以下の懲役、または100万円以下の罰金が科せられます。
軽犯罪法違反
軽犯罪法とは、日本国民の安全と秩序維持を目的とし、比較的軽微な犯罪とこれに対する処罰を定めた法律です。
軽犯罪法違反は刑法犯と比べると悪質性が低いという特徴がありますが、とはいえ刑法による処罰対象から漏れたもの、放置することで重大犯罪に発展する恐れがあるものがほとんどとなっています。
1日以上30日未満の身柄拘束(拘留)、または1000円以上1万円未満の金銭徴収(科料)が科せられるおそれがあるものです。
「のぞき」行為もこれに該当します。のぞきとは「正当な理由がなく、人が通常衣服をつけないでいるような場所をひそかにのぞき見た場合」と定義されています。またこれらは直視だけではなく、カメラなどの撮影機器を通して見ることも含まれます。
撮影罪
性的な姿態を撮影する行為等の処罰及び押収物に記録された性的な映像に係わる電磁的記録の消去等に関する法律で、性的姿態撮影罪(撮影罪)と言います。
「正当な理由なく、ひそかに、性的姿態等(性的な部位、身につけている下着、わいせつな行為・性交等がされている間における人の姿)を撮影すること」と定義されています。
令和5年に施行され、盗撮による違法な撮影行為等の処罰の範囲が広がり、その撮影データを第三者に提供する行為等も処罰の対象となりました。
該当する盗撮行為には、3年以上の懲役又は300万円以下の罰金が科されます。
男性側は、「可愛い女性を記録に残してコレクションしたい」「個人で後で楽しむため」などといった安易な考えで撮影する人もいます。
しかし、盗撮は非常に重い犯罪行為です。撮影罪が新設されたことにより、迷惑防止条例違反になることはほとんどなくなり、性的姿態撮影罪が適用されています。また、撮影行為の未遂についても処罰の対象となります。例えば、スカートの中にスマホを差し込み盗撮をしようとする行為自体も、撮影未遂罪として処罰されます。
自身の経歴を失ってしまうような刑罰を受けないためにも、盗撮は絶対にやめましょう。
そして女性側も、被害に遭わない為の対処法などをきちんと把握して自衛してください。
パパが女の子を盗撮する際に使う手口とは
盗撮と一言言ってもやり方など様々です。男性がどのような手段で、どんな方法で盗撮しているか上げていきます。
スマホでの盗撮行為
盗撮の中でも一番多いのがスマホカメラです。今では持っていて当たり前のアイテムであるスマホです。>当たり前だからこそ、どこに置いても盗撮されていることに気付きにくく、こっそりと動画を撮られている事があります。
撮影開始の音を消すアプリやスマホで何かを操作しているように見せて実は・・・なんてケースもあるようです。相手の動きを注意した方がいいです。
小型カメラでの盗撮行為
昔読んだ探偵小説にも出てきた、ボールペンやメガネなどにカメラが仕込んでいるなんてものもあります。
操作も至って簡単。
ボールペンはペン先を出すためのノック部分が、電源を入れたりします。
他にもスーマートウォッチにも隠しカメラが仕込まれています。画質も性能もいいため、パッと見ただけではカメラ付きだと思えない製品がたくさん出ています。しかも購入価格も安価のため、誰でも手に入れられるお手軽さもあるようです。
他にも隠しカメラが仕込まれるような道具などは多数ありました。年々、カメラのサイズも小型化していきすぐには見つからないものになってます。
どんなカメラがあるのかを販売しているサイトへ確認しにいくのもいいかもしれません。
注意したいシチュエーション
パパの車に乗っている時
盗撮されやすいシチュエーションとして、まずはパパの車に二人きりで乗っている時が挙げられます。
デートでどこか遠めの場所へ行くときなどは、男性の車で男性自身が運転して行く場合もあるかと思います。高級外車に乗ってやってくる男性などもいて、女性もテンションが上がって、そのせいで普段より油断してしまう場合があります。
盗撮しようとする男性は、事前に助手席下側に小型カメラを設置し、女性のスカートの中や脚を盗撮しようとします。状況次第では、助手席の下側ではなく頭部にカメラを設置し、上から胸元を盗撮しようとする場合もあります。ミニスカートで足を広げて座ったり、胸元が大きく開いた服を着ている時は注意が必要です。
食事中のテーブルの下から
パパ活で、カフェやレストランなどで一緒に食事をすることは多いでしょう。食事中はリラックスしていて警戒心があまりなく、盗撮されやすいと言えるでしょう。テーブルの下などからこっそり小型カメラやスマホなどでスカートの中や前かがみになった時の胸元を盗撮するようです。
移動中のエスカレーターや階段
デートでの移動中にエスカレーターや階段を使うときや、お店などで高い棚や逆に低い位置から物を取ろうとしている時なども注意が必要です。
バッグや腕時計などにさりげなく小型カメラを仕込み、背後などから盗撮される危険があります。ただの移動中や買い物中でも盗撮の危険はあるのです。
大人の関係の最中に
パパ活女性の中には、パパと大人の関係を持っている女性もいると思います。
予約してあるホテルの部屋にあらかじめ小型カメラを設置しておく、または女性がシャワーへ行っている隙にこっそり仕掛けるなど、一緒に部屋にいる場合は盗撮のチャンスは多くあります。
行為の最中の画像や動画は脅しの材料になる場合もあり、盗撮された被害者側であっても世間的な立場が危うくなる可能性もあり、徹底的に注意しなければなりません。
パパ活で盗撮されないための対処法
パパの自宅や別荘等にはいかないようにする
自宅や別荘となるとカメラを仕掛け放題です。準備する時間もあり、巧妙にインテリアに隠して撮影することができてしまいます。迂闊に自宅や別荘に行くことはやめましょう。
直接ホテルの部屋で待ち合わせをしないようにする
ホテルは、自宅に比べると一見安全に思えますが、先にパパが入室してしまえば容易くカメラを仕掛けることができます。事前に予約されたホテルや、ホテルでの待ち合わせは避けて、一緒に入室するようにしましょう。
テーブルや棚の上に不自然に小物が置かれていないかチェックをする
最近は見つけにくい小型化カメラが多く、簡単に小物類(ペン、鞄、ポーチ等)に隠すことができます。
少しでも違和感があるものを見つけたら、さりげなくカメラではないか確認してみてください。その際に、相手が怒ったり笑ったりして拒否をしたり、明らかに動揺した様子だった場合はカメラの可能性が高いので逃げましょう。
一人でシャワーに入らない
予約をしていないホテルに一緒に入室したとしても、女性がシャワーを浴びている間に、盗撮カメラを仕掛けることも可能です。なるべく相手を一人にしないように見張るようにしましょう。
大人は電気を消してから
万が一盗撮されていたとしても、顔や姿がカメラに見えないようしっかり電気を消すようにしましょう。
盗撮された際の対処方法
パパ活中に盗撮されてしまった場合ですが、具体的な対処法は以下の通りです。
動揺しパニックになってしまいますが、まず冷静に状況を把握しましょう。
盗撮された場合、証拠を残すことが最も重要です。盗撮された瞬間のスクショや、撮影された場所の写真を撮るようにしましょう。
もし相手が盗撮をしていることが明らかであれば、その場で抗議し相手にやめさせることが重要ですが、相手が逆上するケースもありますので、慎重に行動しましょう。
知り合いなどに助けを求めることも一つの手です。周りの人に状況を説明し、サポートを得るようにしましょう。
盗撮行為は違法ですので、必要であれば警察に通報しましょう。証拠を持っている場合は、警察に提示することが重要です。
事件後は、信頼できる友人や家族に相談して心のサポートを受けることも大切です。
盗撮された経験を元に、信頼できる相手とのみ会う。しっかりとした交際倶楽部で活動するなど対策を考え改めましょう
盗撮の被害が深刻な場合は弁護士に相談することも考えましょう。
以上の対処法になりますが、万が一の事態に備えるよう注意しましょう。
まとめ
盗撮されたと分かっても逆上される危険性もあるので、確実な証拠を手に入れられたらなるべく早く男性と別れ警察に相談するのが良さそうです。あからさまに盗撮されていると分かるような場合ははっきり嫌だと断りましょう。
ネットで「盗撮 通販」などで調べると沢山の盗撮機材が出てきます。しかし盗撮はれっきとした犯罪行為です。絶対に巻き込まれたくないですね。
・盗撮に関する法律
・盗撮に使われる機材
・カメラを仕込むタイミング
・盗撮を始める状況
・盗撮が分かった時の対処法
などを理解しパパとはしっかりと距離感を調整しながらパパ活をしましょう。
警視庁では盗撮や性被害の相談窓口も用意しています。その場の通報では110番で大丈夫ですが事後の相談にはこちらも窓口もチェックしてみて下さい。
