年上の男性と交際していると、聞きたくもない武勇伝を聞かされることは多いです。それも中高年男性というのは若い人に比べて記憶力が低い、あるいは会話のレパートリーが少ないので、同じ話を何度もする傾向にあります。内容の同じ自慢話を何度もされて、もうウンザリ……となってしまうのも無理はありません。
果たして彼の武勇伝、自慢話をやめさせるにはどうすればよいのか。本記事ではいくつかの方法をご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
武勇伝を話す理由
そもそも男性は何故武勇伝を語るのか。理由はいくつかありますが、これは基本的に「褒めてほしい」のサインだと考えてください。過去の栄光にすがっている男性は「今はすごくない人」であるケースが多く、すごくない人は人に褒められることがほとんどないのです。そのため自分は昔はすごかったんだと言って、それを女性に褒めてもらいたいと彼らは考えています。
同じ話を何度もされるのはウザったいですが、逆に言えば、適当に褒めておけば実に簡単に彼の機嫌を取れるということ。不感症の男性を辛抱強く愛撫するよりも、早漏の男性をちゃちゃっといかせた方が女性としては楽でしょう。
武勇伝を語るタイプの男性は確実に早漏タイプなので、手玉に取るのは簡単。適当に褒める、受け流すというのを覚えれば案外付き合っていて疲れないタイプではあります。気難しい男よりはマシだと前向きに捉えるのがおすすめです。
先回りして話す
同じ話を何度もするクセを矯正するには、その話はもう聞いたと相手に伝える必要があります。しかし「何回同じ話するの」「もうその話聞きたくないんだけど」と冷たく言い放つのはおすすめできません。男性が怒り出すケースもありますし、叱られたくないからと男性が喋るのを控えるようになるケースもあるからです。無口なおじさんと沈黙の時間を過ごすのは、武勇伝を聞かされるよりもずっと苦痛で退屈でしょう。
そこでおすすめなのが、1度聞いた話を先回りして話すという方法です。たとえば男性が「俺は若いときに○○で1000万の利益を出して」という話を何度もしていたとします。そこであなたは、彼がその自慢話をし始めたときに「○○で1000万の利益を出したんですよね?」と話の続きを先回りして言うわけです。
こうすればその話はもう聞きましたよというのをやんわりと、相手を傷つけない形で伝えることができます。「あなたがすごいのはもうわかっている」というアピールにもなるのでおすすめです。
ちょこちょこ褒めてあげる
男性が武勇伝を語りだすのは「褒めてほしい」のサインであると言いました。褒めてほしいと思うのは普段褒められていないからで、その欲求を常日頃から満たしてやるようにすれば、彼が武勇伝を語る回数は確実に減ってきます。
褒められたがりな男性は精神的に幼稚なので、どんな小さなことでもとにかく褒めておけばOK。お洒落だとか優しいとかモノの食べ方がきれいとか、デート中はちょこちょこ褒めてあげるようにしましょう。
褒められたいという欲求が常に満たされている状態になると、褒めてほしいというサインを出す必要がなくなります。男性の武勇伝、自慢話をやめさせたいのなら、多少面倒でも普段から彼を褒めるようにしてください。つまらない自慢話を長々とされるよりはチョイ褒めの方が楽でしょう。
深掘りしてみる
男性が同じ話を何度もする理由としては、会話のレパートリーがそれしかない場合もありますし、シンプルに話したことを忘れている場合もあります。後者の対策として良いのが、話の深掘りです。
たとえば「1000万円の利益を出した」というのが彼のオハコなら、何をどうやって利益を出したのか、それによって会社はどうなったのか、昇給、昇進はしたのかなど根掘り葉掘り聞いてみましょう。ここまで突っ込んで話すと、さすがに「この自慢話はもうした」という事実が彼の脳に刻み付けられるはずです。同じ話をすることは少なくなるでしょう。
50代、60代くらいの男性は本当に忘れっぽいので、1度話を深掘りしないと何度も同じ話を聞かされるハメになります。こいつ話したこと忘れてんなと思ったらこの方法をお試しください。
聞こえないふりをする
中高年男性の中には自慢話のレパートリーが非常に多い人もいます。本当にすごい話をいくつも持っている人もいますし、どうでもいいことを自慢話のように語る人もいます。いずれにせよこのタイプの男性は、同じ話をすることがなくても自慢話をする回数は多いので、一緒にいて疲れてしまうのです。
彼のマシンガン武勇伝語りに疲れてしまったときにおすすめなのが、聞こえないふりをするという方法です。彼が自慢話をしだしたタイミングで、お店のメニューに目を奪われたふりをしたり、何か気になるものを見つけたというふうに遠くを見たり、服についたゴミを払い落とす動作をしたりしてみましょう。
こうするとうまいこと話をスルーできます。ただし話を一切聞かないのではいずれ嫌われてしまうので、この方法はあくまで緊急避難的なものだと考えてください。
まとめ
以上、武勇伝語りがちな彼との付き合い方についてお話しいたしました。おじさんが武勇伝を語るのは基本的には褒めてほしいから。適当にすごいすごい言っておくだけで満足するので、気難しい男性よりは案外付き合いやすいタイプです。
しかし何度も何度も同じ話をされるのは苦痛でしょうから、もし彼に武勇伝をやめさせたいのなら、話の続きを先回りして話す、普段から彼を褒めてあげるなどの方法をお試しください。この記事にある方法を実践すれば、彼が武勇伝を語る回数は確実に少なくなるでしょう。