結婚とはなんなの

結婚とはなにか?

交際クラブ・デートクラブとは少し離れ、その後必要になる結婚についてお話したいと思います。
恋人同士がふと夢見るのはやはり結婚のことかもしれません。いま、結婚に対して妄想したいのです。

【結婚とはなんなのか】

結婚とはなんなの

結婚というものがなんなのかわからないことには、結婚しようというモチベーションに踏み込むことができないでしょう。いえ、それでも、結婚はなんとなくしてしまうものでしょうか。

そもそも、私達が、結婚しなければならない理由は、子孫繁栄のためです。そのような意見には、賛同する人たちが多いでしょう。

しかし、結婚は、子孫をしっかり管理するため構築される社会システムに参加することと言った方がいいでしょう。管理する必要がなければ、みなさん、恋人同士の関係のまま子孫を生めばいいということになります。

しかし、レベルの低いモチベーションでは、誰の子供だかわからないという無秩序事態が起こり、相続の問題でも大きな影響を与えることになります。子孫繁栄のために、管理された社会が作られ、個と個の家族で、コミュニケーションを持つことになります。

【近親相姦の禁止】

結婚とはなんなの

そして、近親相姦の禁止というのも、個という家族が作られて、個と個が繋がりら社会が作られるための手段として考えることができます。もしも、近親相姦の禁止がなければ、個の家族は、個の家族の中だけで子孫繁栄を繰り返し、まったく繋がりを持つことができないままです。

子孫繁栄は、外の世界と向きあうことで、世界は、娘を贈与し、受けとるという関係によって、上手く成り立つことになります。

【結婚にとって、子供は大きな意味がある】

結婚とはなんなの
丸岡いずみさんが、代理母出産をロシアでおこなったことで、旦那さんの有村昆さんも大泣きをしていらっしゃったようですが、結婚が、子孫繁栄イコールという意味では、あの大泣きも理解することができます。

しかし、逆に、有村昆さんのあの大泣きを冷めた目で見ていた人たちもいるのではないでしょうか。

【結婚イコール子孫繁栄ではない】

結婚とはなんなの
そのような人たちは、結婚イコール子孫繁栄の手段ではないと思っている人たちです。
そもそも、みなさんは、恋愛関係にあり、いつも一緒にいたいから結婚したいという気持になったのではないでしょうか。とすれば、一緒にいれることが一番の幸せの手段であり、子供は二の次という問題になります。

子供さんを生む環境でないのなら、あきらめて、二人で過ごすという選択肢を取ることができるはずです。そのようにして、幸せに暮らしている夫婦は一杯います。しかし、なんだって、子供を作ることに、それほどまでに命がけになってしまうのでしょうか。

子供を作らなければならない社会構築のため以外の確定的根拠は見つけられないので、夫婦で、お互いに幻想を見て、向かって行き倫理違反とも思える行為をしたともいうことができます。この夫婦のことを批判するつもりは毛頭ありませんが、結婚について考えるいいチャンスです。子供さんがいない夫婦が、子供を持とうという気持ちに、夫婦で二人きりでもいいじゃないかという言葉を投げかけるのは冷たいでしょうか。

それは、一人子供さんが既にいて、もう一人子供さんが欲しいと必死になっている夫婦とも似ているかもしれません。後者の場合、みなさんはフランクに、一人子供さんがいるからいいじゃないかという気持ちになるでしょう。

【子孫繁栄は、本能ではない】

結婚とはなんなの
女性の人たちは、結婚したら、子供さんを作りたいと思う気持ちは、本能と思っている点はないでしょうか。そのような意味では、結婚イコール子孫繁栄です。

しかし、本能か本能ではないかといえば、人間の場合、本能が崩れてしまっていると言っていいでしょう。女性の人たちは、都合のいいとき、子供さんを欲しいと思い、必要でなけば、子供さんを欲さないという選択もすることができます。お母さんは、子供さんを生んで、見放し放棄することができ、子供さんは子供さんで、放棄されてしまったら自分自身で何もすることができません。

唯一、母乳が出る機能は、お母さんと赤ちゃんを繋げるための手段として考えてもいいのかもしれません。女性の方が、男性たち以上に、結婚して子供を育てたいというモチベーションは当然強く持っています。

【男性は、なんで結婚しなければならないと思っているか】

結婚とはなんなの
女性の人たちは、恋愛と、子孫繁栄という二つの点で、結婚しなければならないという気持ちにかきたれることになりますが、男性の場合はどうでしょうか。男性は恋愛オンリーで、結婚へと動くのでしょうか。

男性だって、本能のお話しをすれば、子孫繁栄を望む気持ちはあると言います。しかし、実際には、子孫繁栄なら結婚しないでもできますし、恋愛重視でも、同棲でもいいのではないでしょうか。

そうです、私達は、結婚に対してそれぞれの人たちが幻想を持って向きあっているだけなのかもしれません。男性の人たちは、結婚には、「見栄」と「同調」があり、結婚によって、社会システムに上手く組み込まれていくことを求めていたりします。「見栄」と「同調」も、結婚の方法を取らないでも他に方法はあるでしょう。

しかし、それぞれの人たちが、共通の幻想を持って、社会が上手く行くのなら、それを否定する理由は何もありません。

人それぞれの価値観を持ち、交際クラブ・デートクラブから恋愛の先に待っている結婚という壁に当たった時に考えてみてください。