交際クラブ・デートクラブで見つけてようやく気になるあの子とのデートにこぎつけた、それなのにデート当日は雨。
そんな体験はよくあるものです。雨だと気分もブルーになりますし、予定も狂ってしまうこともしばしばあるのではないでしょうか。遊園地や動物園など屋外デートを予定していた場合はなおさらです。そこで決してやってはいけないのが、“雨だけど予定通りのデートを決行”です。男性の中には綿密にデートの予定を立てている方もいるでしょう。なので、そのスケジュールに狂いが生じるのが嫌だし、小雨だったら傘を被れば大丈夫、そう思って決行したら大失敗の原因になります。
おそらく「ちょっと雨模様だけど、変更なしで」なんて言われれば女性も受け入れざるを得ないでしょう。ただ、その時点で女性は気分はさらに落ち込んでしまうでしょうし、『臨機応変に対応できない人なんだな』と思ってしまいます。
男性は多少雨に濡れても気にしないでしょうが、女性は別です。
デートのために頑張って洋服選びをして、ヘアスタイルにもメイクにも時間をかけているのに、雨に濡れれば台無しです。雨に濡れたら気分が悪くなる事はもちろんですが、それを想定しただけでブルーになることでしょう。それに男性が気遣ってあげられないのは、その時点でデートが大失敗になります。
ただ、だからといって『デートは中止』という選択肢もダメです。女性からすれば「雨に濡れるのは嫌だけど、デートまで中止にするの?」とさらにそこでも臨機応変に対応できない人なんだな、と思われます。
デート当日に雨、ということは一見すると“ついてない”と思いがちです。ですが、雨の日のデートだからこそ好感度を上げるチャンスでもあります。『デートで雨』というのは一つの試練ともとれます。そこを男性がどのようにして乗り越えられるのかを女性は見ています。
雨が降っていると予定していたデートコースを変更せざるを得ない場合も少なからずあります。
せっかく楽しみにしていたところに行けないのはショックですが、それも考え方次第です。
「今日は雨だから別の所に行くけど、今度また一緒に行こうよ」とさりげなく次回のデートの誘いが出来ます。
そして雨という女性にとっては最悪のシチュエーションだからこそ、しっかりと気配りしてあげれば、“頼りになる男性”と思われることでしょう。
雨のデートで一番気をつけるべきは、やはり“女性が雨に濡れること”です。
せっかくこの日のためにオシャレを頑張ってきたのに汚れてしまえば台無しです。台無しにしないために男性のサポートが必要です。
雨とはいえ、やはり歩道を歩く機会もでてくるでしょう。当然そこは相合傘です。その時点で、身体が密着しますから晴れた日よりもボディタッチしやすい距離に自然となれます。まずは大きめの傘を事前に準備しておきましょう。雨の予報は前日でもわかるでしょうし、当日も天気予報を見ればある程度予測できます。もし少しでも雨が降りそうなら、デートの邪魔になってしまっても傘は準備しておきましょう。『降ったらコンビニで買えばいい』と思うかもしれませんが、それではコンビニに行くまで女性が濡れてしまうこともありますし、コンビニの傘は小さめが多いので、相合傘をしても濡れてしまうこともあります。そこは“臨機応変”ではなく“用意周到”にすべきでしょう。
傘をさす時は、当たり前ですが男性が傘を持つ事です。
女性はハンドバッグも持っているでしょうし、歩きにくいファッションをしている事が多いです。そして男性の背丈に合わせると、腕が疲れてしまいます。そういう思いをさせないためにも必ず男性がさしましょう。そしてさす時には、自分は多少濡れても構わないので、女性は一滴も雨で濡らさない気持ちが大切です。
歩道を歩く場合は、必ず男性が車道側を歩き、車の水はねから守りましょう。そして、多少遠回りでも、できるだけ雨に濡れないところを歩くようにするのも大切です。また、女性は男性よりも歩きにくい靴をはいていたりするので、階段や歩道の金属部分などで滑りやすいです。ですから、そこは通らないようにするか、もしくはしつこくても「そこ滑るから気を付けて」と言ってあげましょう。晴れの日なら、行き過ぎの気遣いはウザいと感じてしまうかもしれませんが、雨の日ならそんな事もなく、逆に本気で気遣いしてもらっていると感じるものです。
そしてデートコースについてですが、できるだけ雨でも屋内で楽しめるデートコースにしましょう。
定番ですが、映画館や水族館もオススメですし、カフェでのんびり話をするというのも雨の日ならではでしょう。ドライブデートは雨でも関係ないと思われがちですが、雨だと乗り降りの際に濡れる心配がありますし、いつも以上に運転には気をつける必要があります。そしてドライブデートなら、車を降りる時、乗る時に女性が濡れないように先に傘をさしてあげるようにしましょう。
そして最後に大切なのは、寒さに対する気遣いです。
女性は割りと薄着で来るケースが多いです。晴れの日ならいいですが、雨の日は少し肌寒くなります。しかも少しでも雨に濡れれば体が冷えてしまうでしょう。ですので、「クーラー効いてるけど寒くない?」と確認し、少し寒そうなら上着を羽織ってあげるのもいいでしょう。これも普段なら恥ずかしい行為ですが、雨の日なら問題ないでしょう。
このように、雨でも女性の好感度を上げるポイントはいくつもあります。雨の日だからと落ち込まずに、男の見せどころと思ってデートに臨みましょう。