彼氏彼女にするなら「○○な人」は危険

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彼氏彼女にするなら「○○な人」は危険

若いころの彼氏、彼女ならともかく、結婚を前提としたパートナー選びとなると、身構えてしまいがちです。

将来を共に歩んでいくわけですから、当然といえば当然ですね。

「一時の感情に流されて結婚をしたけれど、やっぱりなんか違った」という悩みを抱えながら、疲れた体をひきずって人生をとぼとぼと歩いている、そんな自分の姿は想像したくありません。

交際クラブ・デートクラブでも人の価値観はさまざまですので、こうすれば結婚に成功するという絶対の法則はありませんが、さまざまな事例を通して、ある程度の方向性はみえてくるかもしれません。

あまり重視されない「依存度合い」

彼氏や彼女選びで重視していることは一体どのような点でしょうか。

外見、性格、地位、家柄、価値観、収入、いろいろな条件が考えられます。

どれを重視するかはひとそれぞれであり、外見を選んで価値観をないがしろにしたから不幸せになるとか、性格を重視して家柄は気にしなかったら幸せになったとか、いろいろなパターンがあると思います。

ただ、実は、あまり語られることはないのですが、パートナー選びでよく気を付けておいた方がいいかもしれない特徴のひとつとして「依存度合い」というものがあります。

依存度合い、あなどるなかれ

依存度合いというのは「相手に依存する程度がどのくらいか」という問題です。

依存度合いが高く、べったりすり寄ってくるというのは、まさに「すがってくる」という性格の持ち主です。

「頼る」「甘える」「委ねる」といった傾向があるタイプですね。

一見すると「むしろ頼られたいんだけど」「甘えん坊さんなんてかわいいじゃない」という方も多くいると思います。

でも、程度によっては慎重に検討した方が良い場合も少なくありません。

依存という傾向はそれほどの危うさを秘めています。

依存は束縛や嫉妬の裏返し

世の中の男女で統計を取ると「相手に束縛されるのは嫌だ」という答えが多くでる場合があります。

実はこの「束縛」という行為は「嫉妬」そして「依存」の裏返しでもあります。

パートナーである相手に対して強度に依存状態にあるため「他に奪われたくない」「自分だけを見ていてほしい」という気持ちから、分離不安と呼ばれる精神状態に陥り、常に一緒でないと落ち着かない、離れていると不安になるので行動を監視するといった行動に走ります。

10年、20年と続いていくのはどうか

頼られるというのは嬉しい反面、頼られすぎるとうざったくなりますよね。

恋愛初期でハイテンションで愛し合っているときはうれしく思っていても、これが10年、20年と続いていくとしたらどうでしょうか。

友だちと出かけるのはもちろん、同僚と飲みに行くのも「どこにいくのか」「だれといくのか」「何時に帰るのか」などなど質問攻めにされると息が詰まり、気が滅入ってしまうのではないでしょうか。

気が付けば何度も連絡を取ろうと

「信用されてないから質問攻めにされるのでは?」「信頼されていれば大丈夫じゃないの?」。こうした意見もあると思います。

確かに信頼感は大切で、パートナーに対して絶対的な信頼感を寄せていれば依存状態というのも気にならないのかもしれません。

ところが、依存体質の方にとって、信頼感というのは絶対的に固定しているものではなく、極めて不安定な状態にあります。

だからこそ、パートナーと離れていると「捨てられるのでは?」「このまま一生離ればなれでは」といった気持ちが押し寄せて、気が付けば相手と連絡を取ろうと何回も電話を掛けたり、立て続けにメールやLINEを送ったりといった行動に走ります。

なぜ依存状態になるのかはさまざま

なぜ、嫉妬深く、強度な依存体質になってしまうのか。
持って生まれた性格や生い立ち、家庭環境、過去の恋愛経験など複雑な理由が潜んでいるかと思われますから、こうすれば直るという特効薬があるわけではありません。
ですので、お付き合いをしていく中で違和感を覚える部分があれば、将来を見据えた冷静な判断をとることが望ましいといえるでしょう。

逆に「自立しすぎ」もこれまた一苦労

「じゃ、依存体質だって分かったら別れた方がいいの?」。そんな声も聞こえてきそうですが、これは難しい質問です。というのも、まったく依存していない人というのもまた距離の取り方が難しいからです。

自立した人というのはなんとなく聞こえはいいのですが、そもそも「パートナーの存在を必要としないタイプ」です。

結婚するにしても「世間体が悪い」「とりあえず子どもがほしかっただけ」というケースもありえます。

誰とどこに行って何をしていようが関係ない、つまりはパートナーは名ばかりで「まるで他人に関心がない」ということもありえるのです。

なにごとも「バランス」大切

依存型、自立型、両極端なケースでお話をしましたが、要はともに片方に偏りすぎないバランスが大切です。

人間の精神状態は日々変化しており、一定ではありませんので仮に今依存状態でも2年後には自立しているということもありえますから絶対的な意見とはいえないのですが、あまりに行きすぎて依存している、あるいは自立しすぎているという場合にはお付き合いを慎重に進めた方がいいかもしれません。

負担に感じるのではあれば立ち止まってみても

世の中にはともに自立型でお互いが好き勝手やりながらも仲良くやっている夫婦もあれば、似たもの同士で互いに依存し合って支え合いながら暮らしている夫婦もいます。

どういった方と巡り合って家庭を築いていくかはご縁ということになるのでしょうが、自分にとって彼氏彼女の行動が「重い」「負担だ」と感じることがあれば、一度立ち止まって自分と適性があうパートナーであるかどうかは考えてみてもいいかもしれませんね。

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