よく『誰でも人生には3回のモテ期がやってくる』なんて話があります。モテ期とは、その時期だけたくさんの女性からアプローチされたり、告白されたりするモテモテの時期ということです。その時期なら彼女を作るチャンスが高くなる、と言えるでしょう。
モテない男性からすれば、これまではモテなかったけど、もしかしたらこれからモテ期がやってくるのかな、なんて淡い期待を抱いているのではないでしょうか。中には全然女性にモテないのに「俺にもいつかモテ期は来るはず」と甘い考えを持っている人もいます。
では、本当にモテ期ってあるのでしょうか。
マンガや映画で話題になった『モテキ』のように、実際に「なんで俺今こんなにモテてるんだろう」と感じる時期を経験している人は意外と少なくないようです。つまり、モテ期自体はやはり存在するのでしょう。
ただ、それが『誰にでも3回訪れる』というのはちょっと疑問が残るようです。実際のアンケートで、モテ期が3回あった、と答えた方は全体の10%にも満たないようです。1回、2回という方がそれぞれ20%くらいですが、実は回数に関して言えば“モテ期0回”という方は35%近く、つまり3人に1人以上はモテ期がなかったと回答しています。
ですので、「いままでモテなかったから、これから3回もモテ期があるから安心」なんて考えていたら一生モテないままになりかねません。そもそもモテない人が、急にモテ始める、なんてことはまず考えられないでしょう。
モテ期が3回やってくるかどうかはわかりません。ですが、それも自分次第です。
つまりモテ期をひたすら待つのではなく“作る”ことが大切になってきます。
単純な話ですが、女性にモテるためには、まずは多くの女性と親しくならないといけないでしょう。ある日突然、すれ違った女性から告白される、なんて夢のような話はありません(絶対とは言えませんが…)。そもそも、そういう人は最初からモテているでしょうから。30~40代になると女性との出会いは極端に少なくなります。場合によっては、家族以外の女性と1週間話をしない、なんて事も出てくるかも知れません。そのような状況ではモテ期はきっとやってきません。
モテ期を作る、引き寄せるためには、まずは女性との出会いを増やしてみましょう。確かに自然な出会いは年々少なくなっていくかもしれませんが、自分次第でいくらでも増やす事は出来ます。ナンパもそうですが、そこまでしなくても、婚活イベント、出会い系サイト、街コン、合コン、少し経済的に余裕のある人なら交際クラブ・デートクラブも一つの方法です。まずは女性との出会いを増やす事がモテ期を作るための土台になるでしょう。映画(マンガ)『モテキ』でも、主人公“藤本幸世”はそれまでに何人かの女性と知り合いになっていたからこそ、モテ期が来たと言えるでしょう。
モテ期を作るためには、やはり“モテない自分を変える”ということも大切でしょう。
ある程度女性に好かれるスペックがないと、モテません。モテない男性は、少なからず何か原因があります。それに気がつかず『いつかモテ期がやってくる』なんて甘い考えを持っていたら、生涯モテ期ゼロ、と言うことになりかねません。仮に高齢者になってから、おばあさん達にモテたところであんまり嬉しくないでしょう。
自分を変えるには、まず外見もあります。太っている方なら運動をして細マッチョを目指す、加齢臭対策をする、ヘアスタイル、ファッションに気を使ってみる、などあります。
また、内面なら女性にモテる男性の特徴を参考にしてみるのもいいでしょう。
例えば、仕事が出来る男になる、女性に気遣いの出来る男になる、そのポイントを抑える、トーク力を磨く、清潔感のある男性を目指す等あります。そういった外見と内面を変えることで、女性からすれば“生理的に受け付けない男性”、“関わりたくない男性”に、そこから“特に気にならない男性”、“一緒に居ても苦にならない男性”に、そしてそこから“ちょっと仲良くなってみたい男性”、“話をしてみたい男性”へと変わっていきます。場合によっては“気になる男性”、“彼氏にしたい男性”へとステップアップしていくことでしょう。
モテ度がアップすれば、当然モテ期がやってくる可能性は非常に高くなっていきます。まずはモテ期をひきよせるために自分のスペックから高めていきましょう。
少なくとも『モテキ』の藤本はそもそもモテるスペックはそれなりにあった、と言われています。
『いつかモテ期が来るはず』と安易に考えていて、自分を変えようとしないのはいけません。
だからといって“モテ期なんてない”と思うことも実は良くありません。モテ期は自分にもやってくるはずと思って自分改革をするのが一番大切なことです。
なぜなら、ちょっと女性にモテ始めた時に「もしかしてこれがモテ期か!」と思えば、女性に積極的にアプローチできるでしょう。逆に「モテ期なんてない、自分の勘違いだ」なんて思えば、せっかくアプローチしてくれる女性がいてもチャンスを逃してしまうことになりかねません。少なくとも『モテキ』の藤本は戸惑いながらも“モテ期到来”を意識しています。