2017年にはテレビドラマも放映されて一躍有名になったパパ活。
友達の中でパパ活をやっているという人もいるのではないでしょうか。では、パパ活っていったいどんな関係のことをいうのでしょうか。
パパ活っていったい何のこと?
若い世代で流行っているパパ活は、交際クラブ・デートクラブなどを利用して、女性がパパと呼ぶパトロンとデートをしてお金をもらったりプレゼントをしてもらう活動のこと。
男女の関係というとつい体の関係を考えてしまいますが、パパ活では肉体関係はないのが原則。肉体関係を結ぶことでお金をもらう援助交際とは違うのです。
パパ世代から見るとレンタル彼女なんて呼び方をしていることもあります。
実際にパパ活で生活できるって本当?
パパ活をするにはまずパパを見つけないといけません。
そこで登場するのがパパ活サイトです。女性とパパとをマッチングできるシステムです。パパ活サイトに会員登録した男性、女性ともにそのプロフィールを記載します。
身長や体重、年収、出身地に居住地、更にはパパ活中女性に対するメッセージ(女性の場合は男性に対するメッセージ)をプロフィールに記載します。
それぞれがサイト内で気になる相手をみつけアプローチ。そして実際に会う流れとなります。
出会い系だと、何通かメッセージをやり取りして会うというケースが多かったのですが、パパ活サイトでは今日すぐに会える相手を探すこともできてしまいます。
サイトによっては合える時間帯をプロフィールに掲載することもできてかなり便利に利用できるようですよ。
パパ活が広まってきた最近では、サイトや交際クラブ・デートクラブだけでなくイベントも続々開催されています。
表向きはお見合いイベントのようでも実際に行ってみたら、パパ活中の女性とパパ志望の男性とのパーティだったなんてこともあるようです。
サイトの利用ではパパの顔が分かりませんが、パーティだったら実際に顔を見てからマッチングできるのがメリットですね。
パパ活でやることって?
では、パパ活ではどんなことをするのでしょうか。
まずお相手ですが、大企業の役員クラスから中小企業の社長さんまで登録者は多岐に及びます。
たいていの人が社会的にも地位があるひとでお金にも余裕があるのでパパ活でも高いお手当をもらっているようです。
お手当とはパパが女性と会うことで手渡すお金のこと。会うといっても肉体関係ではなく、一緒に食事をしたり、ショッピングをしたりという関係です。
例えば、パパと高級レストランで2時間くらい食事をするだけで2万円のお手当をゲットしたなんて人もいます。
また、パパ活を上手くこなしている人は、高級ブランドのバッグや靴を買ってもらったりタワーマンションの一室を購入してもらったという強者も。
コツコツと真面目にアルバイトをしてお金を稼ぐよりも効率的にお金を手にできるので、若い世代に広まっているのも理解できますね。
本当に肉体関係はないの?
ところで、普通のパパ活をしている場合は、食事だけで済みますが、パパ活と言えども男と女ですから、本当に肉体関係にならないのか、恋愛関係にならないのか気になりますよね。
女性側としては不倫のように深入りしないようにある程度距離を置いてお付き合いをしているようです。
そのため、好きになってしまわないように心の距離を置くためにも毎週会うのではなく2~3か月に1度会うようにしているという人もいます。
しかし、割り切ってパパ活できる女性が居る一方で、下心満載のパパがいるのも確かです。初めのうちは下心は全く見せなかったのに、出会って3回目くらいのデートのときに体を求められたとか、会うと毎回迫られるというようなケースもあります。
お手当を高額にするからと肉体関係を迫られた挙句、関係を持ってしまった女性もいます。確かにお金を手にできるのは嬉しいことですが、肉体関係を持つことはさまざまなリスクを伴います。
奥さんにばれたときに訴えられる可能性だってありますし、関係を持ったときに写真を取られたらそれを弱みとして握られるかもしれません。
お金に目がくらまないようにしながら、肉体関係はなるべく避けた方が、パパ活をする上でも安全だといえます。
お金がもらえないことも!パパ活のリスク
パパ活経験者の中でも実はリスクはたくさんあります。
肉体関係もですが、食事をするだけしてお手当を渡さない男性もいるそうです。
通っている学校をパパに知られてしまったがために、別れるときにバラされると脅されるケースもあります。
パパ活は手早くお金を手にできる反面、リスクがたくさんあることも覚えておきましょう。
おわりに
学生から社会人を中心に広がっているパパ活は、パパにとっては癒しの時間ということでお手当をプレゼントしているようです。
手軽にお金を手に入れられる分、体の関係を迫られたりお金をもらえないなどのリスクもあります。
家族や友人にばれるリスクもあるのでパパ活は慎重におこなわないといけませんね。