バレンタインといえば、チョコレートを好きな人に贈るパターンが主流です。その一方で、好きな人がチョコが苦手というパターンもあります。それが分かったら、あなたならどうしますか?
きっと好きな人がいるなら、チョコが苦手でも喜ばせて寄り添いたい人がほとんどでしょう。
そこで今回は、チョコ嫌いな好きな人とバレンタインをどう過ごすか、体験談を交えてご紹介します。
バレンタインはチョコじゃなくてもいい!?
そもそもバレンタインに好きな人へチョコレートを贈るというのは、誰が一番はじめに言い出したことなのでしょうか?
バレンタインにチョコレートをと言い始めたのは、日本のとあるお菓子の企業が火付け役だと言われています。
寒くなってくると、口どけがいいチョコレートが食べたくなる甘党の人もいらっしゃると思いますが、これには幸せホルモンのひとつ”セロトニン”が関係しているのだそうです。
冬になると寒くて人肌が恋しくなり、セロトニンが不足してチョコレートを欲してしまうのだとか。そこに乗じてバレンタインの商戦に踏み切ったというわけ。このことを踏まえると、バレンタインにわざわざチョコレートを贈る必要はないようです。
好きな人がチョコ嫌いだと分かっているなら、そこで渡すメリットは全くありません。セロトニンは人や動物とのふれあいでも増やせるからです。むやみにバレンタイン商戦に乗っからず、好きなものを贈った方が確実に喜ばれます。
チョコの代わりに送って喜ばれたものは?
バレンタインにチョコ以外のものを贈った結果、意外と喜んでもらえてホッとしたという声も多いです。
たとえば、お酒が好きな男性にちょっと高級なウイスキーや日本酒を贈ったところ喜ばれたとか、キャンプ好きな男性にキャンプ用品をプレゼントしたところリアクションがよかったとかがあります。
このことから男性の好きなものを分かっているなら、その男性に合うものを贈ればいいということが分かるはずです。
嫌いなものを贈られるよりも好きなものを贈られる方が、相手のことを大切に思っているという気持ちが伝わります。
食べ物などの消えものが、フランクに気を追うことなく渡しやすいという声も多いです。
後々残るものは贈り物のイメージとして重く、バレンタインの気軽な贈り物というよりか、誕生日プレゼントに近い意味合いになってしまうでしょう。贈り物で消えものの代表としては、飲食物や入浴剤などがあります。
バレンタインは体験型のものも人気
決して口にせずとも、好きな人となら何かを一緒に体験してみたいという男性も少なくありません。
たとえばビール工場の見学は、年間通して男女ともに人気の体験スポットです。ビールの歴史や作られていく過程、そして工場内のイートインスペースで美味しいおつまみとともに出来立てのビールを飲めるというところも醍醐味で、ビール好きにはたまらない魅力的な施設といえます。
また、リアルな造形で人気を博す食品サンプル工場も注目されています。食品サンプルではご飯やおかず、スイーツなど色んなものを作れる工場があるので、興味がある場所を選んで体験させてもらいましょう。体験料金もピンキリなので、自分の懐と相談しながら決めるのがオススメです。
作った食品サンプルはお持ち帰りもできて、楽しかった思い出として色鮮やかに残ります。それにチョコでも食品サンプルだったら食べられないので、シャレとして贈っても嫌がられることは少ないです。
屋外デートより屋内デートが〇
バレンタインの季節は2月中旬ということで、まだまだ寒さが厳しい時期。夜の街を彩るイルミネーションなどのロマンティックなイベントも催される中で、わざわざ外に出てデートするのは億劫と思っている男性もいます。それに男性は女性よりもイルミネーションに感動しないという声も聞かれるほどです。
このような声を踏まえると、屋外でアクティブに動き回るよりも温かい屋内でゆっくり過ごした方が、男性の意見に寄り添っていると思えませんか?
先ほど紹介したビール工場の見学や食品サンプル作りは、ずっと屋外で活動するものっではありませんでした。普段滅多に体験できないことや珍しいことに出会ったとき、心から人は感動するものです。
チョコ嫌いな男性なら、それ以外の好きなものを探せば結果としていいものに繋がっていくでしょう。もし男性が寒がりだと分かっているなら、誘っても外に出たくないと言われたら、一緒に屋内でゲームしたり簡単な食べ物を作って食べたりしてひと味違うバレンタインを過ごしてみるのもいいかもしれません。
特別感を出すのは重荷になる?
イベントが好きな人ならいつもと違う特別感を出したいと思うかもしれませんが、それはする方が楽しいだけという場合があります。参加する男性の中には普段通りで構わないと思っている人も少なくありません。
その理由のひとつに、バレンタインに女性から何かをもらったら、ホワイトデーに倍返しというものがあります。つまり世間が囃し立ててそんな風に言うようになったから、男性にプレッシャーをかけているということです。
いくらあなたがホワイトデーに倍返しを期待していなくても、周りから茶化されるから嫌だというケースもあります。何かをしてもらったらお返しするのが義理深いと思われる人の特徴といえますが、そもそもお返しを考えるのが面倒というドライな男性もいらっしゃるようです。
一年に一度の誕生日やクリスマス、付き合って𓏸𓏸記念日などのイベントがある中で、このバレンタインは少し霞むようなイメージもあります。
バレンタインに特別感を出さなくても、他のイベントで男性のストレスにならないように楽しむのもありかもしれません。
まとめ
バレンタインにポジティブなイメージを抱く人もいれば、ネガティブなイメージを抱く人もいます。
女性が主体になりがちなバレンタインですが、もし男性がチョコ嫌いならきちんとニーズに応える必要があるでしょう。
バレンタインは相手がいてこそ楽しめるイベントです。男性が満足してくれるような贈り物やプランを考えましょう。