“一匹狼の男性”と聞くとどのような男性をイメージするでしょうか。おそらく、クールで不要な事は話さない、他の人と群れずに自分の世界を持った男性という感じがするのではないでしょうか。こういった男性は一見すると周囲の空気を読まない、協調性の男性に思われがちですが、そんなミステリアスな一匹狼は意外と女性もモテるのです。
一匹狼の男性は身近にもいるようで、あまり見かけることが少ないです。男性も『モテるなら一匹狼になりたい』もしくは『自分は一匹狼だから女性にモテるはず』なんて思う方もいますが、たいていの男性は一匹狼をちょっと勘違いしている方もいます。なかなか一匹狼の男性にはなれないもので、目指そうと思えば逆にモテない男性になりがちですから注意しましょう。
一匹狼の男性の特徴は、なんといっても“群れない”というところにあります。
ただ、一匹狼の“群れない”は、決して友達がいない、他人に馴染めない、協調性がない、一人ぼっちで寂しい男性ということではありません。そもそも狼は単独行動を好むイメージがありますが、実はそうではありません。本来は集団行動をする生き物であり、群れをなして行動します。モテる一匹狼の男性とは、本来多くの友達がおり、男女問わず親しくなれます。周囲からの信頼も厚く人望もあり、協調性もあるのです。ただ、無理に親しい友達を作って群れる、ということを嫌っているだけです。そして、必要な事は積極的に話しますが、無駄話はしないのが特徴です。
それが男性によっては、考えが違うとすぐに他人ともめる、協調性がないから友達もできない、そんな自分は一匹狼だ、なんて勘違いする人もいます。決して『友達がいない、できない=一匹狼』ではありません。そんな男性は、単なる“変人”で“嫌われ者”でしかないので、当然女性からモテる事も少ないでしょう。
また無口で誰とも話をしない、話ができない自分をクールな一匹狼、と勘違いする男性もいます。モテる一匹狼の男性は、無口という訳ではありません。多くの人とコミュニケーションを取る能力はあり、親しくなれますが、ただ必要のない無駄話はしないだけで、無口ではないのです。
では、モテる一匹狼の男性になるにはどうしたらいいでしょうか。というか、実は一匹狼になることはなかなか難しいです。
下手に一匹狼を目指そうとすれば、逆にモテなくなってしまう恐れがあります。例えば、他の人とコミュニケーションを取らないようにすれば、友達は少なくなりますし、クールな男性になろうと無口になれば、暗い男に思われます。そして一匹狼の男性は、自分の世界を持っていて自由に行動しますが、それを真似たら“自己中”と思われる事でしょう。また、プライドが高くナルシストの一面もあります。それを真似してしまうと、女性から嫌われてしまうことが多いです。あくまで一匹狼の男性は、他人の目を気にしない性格なので、“嫌われても構わない”と思っています。結局そういった一本気なところに女性は惚れてしまうのです。モテたい、と思って一匹狼になろうとしている男性には到底行きつかない領域なのです。
ただ、一匹狼の男性の生き方を参考にすることでモテる男性に近づくことはできるでしょう。
一匹狼の男性の特徴としては、仕事とプライベートは混同しない、という点があります。
仕事にプライベートを持ちこむ事もないので社内恋愛などまずありません。そしてプライベートに仕事を持ちこむこともないので、女性といる時に仕事の話をすることはないでしょう。“仕事ができる男”ですから、職場の同僚からの信頼も厚いです。ただ、仕事が終わった後に同僚と飲みに行ったり、休日に仕事の仲間と遊びに出掛けるということもほぼありません。逆にプライベートで男友達や彼女といる時に仕事の愚痴を言ったりもしないのです。
モテない男性は、ついついプライベートで上司や部下の悪口、仕事に対しての不平不満を言ったりします。逆に“自分は仕事が出来る”というところをアピールするものです。そこは一匹狼の男性を見習って、プライベートでは仕事の話はしないことです。そして自慢話もしないようにしましょう。
そして群れる事を嫌うといっても、一人ぼっちが好きということではないのです。
1対1の関係は大切にし、信頼できる相手とは深くかかわります。女性に対しても信頼した女性はとても大切にします。浮気する事もなく一途に愛し続けるのという特徴があります。そういう姿に女性は惹かれていくというわけです。そして一匹狼の男性と恋人関係になれば、女性は幸せでしょう。
そういった一人の女性を大切にするという気持ちはモテる男性になるためには必要な事です。モテない男性は、“下手な鉄砲数打ち当たる”的にいろいろな女性にアプローチしてしまいがちです。結局それは一人の女性を大切にする、ということとはかけ離れてしまうのです。ですので、モテないからこそ一人の女性を想い続ける気持ちが大切になってくるでしょう。
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