結婚生活の楽しみ方 お互いを尊重しあうために必要なこと

交際クラブ・デートクラブで素敵な方と出会って結婚する、ということもあるかと思います。
結婚は男性、女性双方にとって人生における大きなイベントの1つです。
自分達の両親がそうしたように、他人同士が一つになって家庭を作り上げる、そこには楽しさと同じくらいの苦労があることは想像に難くありません。
結婚生活を楽しむために必要なことはいくつかありますが、お互いを尊重し合うというのは必須条件と言えるでしょう。

そもそも、他人だという認識を持つ

この文章を読んでいる方がこれから結婚をする予定する場合、もしくは新婚だった場合、これからの内容に同意できないかもしれません。
しかし、結婚生活を始めてしばらくたった人なら同意できるはずdす。
結婚とは、他人同士が違う文化を持ち寄って始める共同生活です。
他人だからこそ、相手を理解する努力が必要になります。
当たり前のことですが、結婚生活を楽しんでいくためには、その当たり前をしっかり自分に言い聞かせておく必要があるのです。

同じところではなく、違うところを受け入れる

他人と生活すると、予想よりも遥かに多くの違いに直面します。
大きいことから細かいことまで、さまざまな違いが出てくるでしょう。
例えば、食事の味付け、風呂の温度、洗濯の回数、仕事から帰宅してからの時間の使い方、日用品の選び方、実家との関わり方、子育ての方針、トイレの蓋を閉める・閉めない、晩酌の習慣の有無、休日の起床時間、朝ご飯を食べる・食べない…
キリがありませんね。
もちろん、結婚に至ったわけですから他人といえどもお互いに合う部分、同じだと思える部分もたくさんあるでしょう。
しかし、結婚生活を楽しむために必要なのは同じことではなく、違うことを受け入れることです。

自分と違う認識や習慣を否定しない

習慣や文化は長い時間をかけて育まれたものなので、ある日それをやめて相手の文化や習慣に合わせるのに抵抗がある、という人は少なくないでしょう。
結婚は自分か相手、どちらかの習慣や文化を採用して、どちらかを不採用にする、という話ではありません。
普通、家事などの実務は積極的に関わる方の習慣・文化が中心になっていくでしょう。
その時に相手のやり方や考えを否定しないことが重要です。

なぜ違いが生まれたのか、理由を考えて面白がる

習慣・文化の背景には、それが形成された理由や経緯が必ず存在します。
それをお互い受け入れ、自分の習慣・文化と違うところを面白がりましょう。
違いを頭から否定して自分の習慣・文化以外は劣っている、という考えを受け入れてくれる人が社会にほとんどいないのと同じように、結婚する相手であっても自分の習慣・文化の否定を快く受け入れてくれる人はまずいません。
お互い違っている部分を受け入れ、共有することが相手を尊重し合うはじめの一歩です。
それを続けていくうちに、いつの間にか2人だけの新しい習慣や文化が生まれ、それが家庭となっていくのです。

違いを受け入れる=我慢ではない

違いを受け入れるというと我慢すること、と思われる人もいますが、自分にとって嫌なことに無条件に従うというわけではありません。
相手の習慣や文化が自分にとって嫌だと感じたら、なぜ嫌だと感じるのか、少しだけ考えてみましょう。
その習慣・文化が成立した過程が理解できるものだったなら、そういう習慣や文化があるということをまず認めましょう。
その上でどうしても嫌であれば相手にそうして欲しくないということを伝えましょう。
相手の価値を頭から否定するのではなく、わかるけど自分は嫌、ということを相手に知ってもらう努力が必要です。

モラルに関する違いの場合はしっかり指摘する

相手の習慣・文化で嫌だな、と思う部分がモラルやマナーに関するものだったり、反社会的な要素が含んでいた場合、きちんと指摘する必要があります。
結婚生活を楽しむためには相手を尊重して違いを受け入れることも必要ですが、同じくらい相手の間違っているところを指摘し、改善する必要も同じくらい重要です。
相手のことを自分のことと同じように考え、問題があったら2人で一緒に解決する、という気持ちになれたら、結婚生活を毎日楽しく過ごせるようになるはずです。

違いがあることは素晴らしい!

余談ですが筆者は国際結婚をしたので国籍や文化、食生活、言語など相手とは何もかもが違います。
スムーズにいかないことばかりですが、何もかもが違うので、開き直ってその違いを楽しむことが出来ました。
交際クラブ・デートクラブに登録し、これから結婚を考えている人、結婚しているけど、なんだかしっくり来ていない人、違うことはとても面白いと思えれば、その違いを楽しみつつ、お互い尊重し合うことが出来るようになるでしょう。