初デートで話をする時は「拡大質問」と「限定質問」を使い分ける

初デートで話をする時は「拡大質問」と「限定質問」を使い分けるイメージ1

皆さんは、女性と話をする際に心がけていることはありますか。

交際クラブ・デートクラブでの初デートの際、お互いに緊張をしている状態から始まるのではないでしょうか。そのような場合には、普段どのような会話を心がけているかによって結果が変わってきます。
というのも、初デートなどでは相手の情報を沢山知りたいと思うもの。

そんな時に「拡大質問」をするのか「限定質問を」するのかで、会話は変わってくるのです。
しかし、「拡大質問」や「限定質問」と言われても良くわからないという人も居らっしゃることでしょう。
簡単に言うと、「拡大質問」とは幅広い答えが返せるような質問をする事で、「限定質問」は相手の答えを限定するという質問を言います。
実はこの「拡大質問」と「拡大質問」を駆使すると、意外とスムーズに女性と会話をする事ができるのです。
今回はこの「拡大質問」と「限定質問」をどのように使って会話をするのかという事をご紹介します。

■会話の切り出しは「拡大質問」で!

何を話して良いのかなかなかわからないという場面は、初デートによくありがちです。
そんな時質問を間違えると、会話が盛り上がらず徐々に気まずくなってきます。
その為、あまり初デートが楽しくなくなってしまうのです。

そんな時には、まず「拡大質問」で話題を探してみましょう。
例えば、「甘い物が好き?」という話題を振ったとしましょう。
「好き」という返答を想定していたのに、「好きじゃない」と言われてしまったら、会話の着地点に困ってしまいます。
そこで、「甘い物を食べに行こうと思うけど何か食べたい物ってある?」と聞くと、食べたい物があればそれを言うでしょうし、甘いものが嫌いな場合はその理由を話してくれるでしょう。そうする事で、会話に困る事が無くなるのです。
会話の切り出しに成功したら、後はその話題に対して「限定質問」で返していくと話の流れをコントロールできるのです。

■「限定質問」でどのように会話を続けるか

「限定質問」とは、相手の答えを制限する手法なのですが、例えば前述した「甘い物好き?」という質問がそれにあたります。

この「甘い物好き?」という言葉に対しての答えは、「好き」か「嫌い」の二つしかなく、会話を続けながらこちらのペースに誘導するのには向いているのですが、会話の始まりにはあまり向きません。
というのも、突然限定的な質問を投げかけてもNOと言われるとそれ以上踏み込めなくなってしまうからです。
ですから「拡大質問」で「何が良い?」と聞きだした女性の好物に、基本YESが返ってくる「好きなんだ?」を投げると、その後の質問につなげやすくなるのです。

例えば、「甘い物食べに行くけど何が食べたい?」に対して「パンケーキ」と女性が答えたとしましょう。
そこで「限定質問」である「パンケーキ好きなの?」と聞くとと99%「好き」と返ってきます。
そこで「パンケーキと言えば昔さ・・・」とパンケーキにまつわる昔話でもして場を和ませると完璧でしょう。
たとえパンケーキに関するネタが無いとしても、「良く行くお店とかってあるの?」と聞くと「ある」と答えるか、よく行くパンケーキのお店を教えてくれることでしょう。
そこまで話ができたら、次のデートではそのパンケーキのお店へ行こうと言えば、次の約束をする事もできます。
この様に「拡大質問」と「限定質問」を巧みに使うと、簡単に女性と会話をする事ができるのです。
話題に困ったら「最近服(もしくは靴)を買いたいなって思うんだけど、どんなのが似合うか分からなくって」と言えば似合いそうな物を言ってくれますし、「良いお店知ってる?」と聞くと、教えてくれるでしょう。

そして、そのまま次の約束をする事もできます。

この様に「拡大質問」と「限定質問」は、食事以外でも使う事ができる万能な会話術なのです。

■質問のし過ぎには注意

「拡大質問」と「限定質問」を使うと、女性との会話が簡単にできる事と、簡単に次へつなげる事ができるという事がご理解いただけたでしょうか。
しかし、「限定質問」だけをしていると女性は何だか尋問を受けているような気分になってくるのです。
それもそのはず。
YESかNOしか答えられない会話は、基本的には会話として成立していません。
女性の事を知りたいと思うのを理解した上で、「拡大質問」も取り入れながら、女性にも話をさせる事が大切なのです。
また、「拡大質問」と「限定質問」を使うのは良いのですが、自分が広げる事ができる話の時には、しっかり話を広げる事が必要です。
なぜならこの「拡大質問」や「限定質問」というのは、ビジネスの場でニーズを把握するために使われる手法だからです。
ですから、この質問を利用して会話をするだけでは、どこか営業マンと打ち合わせをしているような感覚やお店で店員さんに洋服を進められているような感じがする事があるのです。
ですから、最初は良いのですが何度も利用しているとなんだか会話に違和感が出てきてしまう為、注意が必要なのです。
この様に注意が必要な「拡大質問」と「限定質問」は、会話だけではなく告白する際にも効果を発揮します。

例えばこの限定質問でYESという答えを繰り返させて、告白をすると人には反復の法則によYESを続けると心理的に断れなくなるという習性があるので、告白をする際にも使えるのです。

交際クラブ・デートクラブを利用している男性の方、会話に困ったら使ってみてはいかがでしょうか。

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