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蘇る!あの頃の恋話

君の名は

誰もが恋をするであろう、中学生時代。僕も例外なく、そうでした。

僕の中学校は田舎にあり、バスで通学していました。
そのバスには僕の中学校に通う生徒とは別に3つ先のバス停で降りる中学生も相乗りするという、大人になってから初めて知ったのですが珍しい環境でした。

もちろん目を奪われる女子がいます。男子中学生ならそうなります。よね?笑

なかなか声をかけられないのも、やはり中学生。
一緒に乗り合わせるだけで、幸せだったことを覚えています。

そんな名前も知らない女子。ずっと片思いをしながら中学時代を過ごしておりました。
片思いをしたのが中学2年生の冬。もちろん3年生になってもそれは変わらずでした。

しばらくすると、卒業の季節が迫ってきます。声をかけられないまま卒業するのは嫌だ。せめて顔見知りになって友達になりたいとは思っていました。
そこで、卒業式の日に声をかけることを、いつかの寝る前に自分に誓い、どう声をかけるかモヤモヤしながら中学生最後の冬を過ごしておりました。

卒業式当日。勇んで家を出た僕に早速の悲劇が。いつも彼女が乗っている時間のバスに彼女がいない。
人生であんなに気分の沈んだ卒業式はありませんでした。

高校生。未だに声をかけられなかった後悔を引きずりながら高校生になった僕に思いもかけない出来事が。

なんと、片思いしていた彼女が同じ高校に。しかも同じクラス!
仲良くなるまでに、そこまで時間はかかりませんでした。
高校1年生の夏には付き合い、幸せな高校生活をスタート。

こんなドラマみたいな話が経験できた僕はもう30歳。「僕」なんて言っていられる年齢じゃなくなりました。笑

若いころの恋

若いころの恋はなぜずっと覚えているものなのでしょうか。
なにもかも新鮮だったから楽しくて、心に残っているのでしょうか。二度と戻れないからこそ、きらびやかに映る大切な思い出なのでしょうね。

ずっと忘れないだろうって思ってた大好きだった人のしぐさや言葉も、ずっと昔の記憶で、ほとんど忘れてしまっていても今でも好きだった思いは今でもちゃんと思い出せる。

好きだったなぁと、恋をしていたなぁと思い出し、鼻がむずかゆくなる今日この頃です。

いや、恋っていいものですね。本当に。
いつか、もっと年を重ねて、もう全く思い出せなくなったとしても、
結果はどうあれ、人と出会い、恋をして、幸せだったってことだけは忘れないでいたいものですね。

初恋

小学3年生に上がった時に引っ越しをした。引っ越したばかりのとき、私はまだその地区に馴染めず、帰り道もいつも一人で下校していた。
そんな時に声をかけてくれたのが、ご近所に住むひろゆきくんだった。ひろゆきくんは「学区も一緒だしいっしょに帰ろう」と言ってくれ、土日は遊びに誘いに家まで来てくれた。最初は変に照れくさくて、誘いを断ったりしていたがなんだかんだ二人で遊んだり一緒に帰るようになった。

でも、そんな楽しい日々も長くは続かなかった。ひろゆきくんは夏休みに入る前に転校してしまったのだ。転校の日「またいつか会えたら遊ぼうね」というありきたりな約束をして、彼は山形にいってしまった。
その時は「恋」なんてものをよくわかっていなかったが、ひろゆきくんがいなくなったあと、一人で下校するとツンと胸が痛くて寂しい気持ちになってしまった。そのときにはじめて、当時の私の愛読書だった少女漫画雑誌『りぼん』で主人公たちがよくしている「恋」というものをしていたんだなと自覚をした。

少女漫画だとこの後成長したひろゆきくんと再会して~なんてことになりそうだが、そんなこともなく、ひろゆきくんの顔も苗字も忘れた彼氏もいない24歳独身女性になってしまった。
ただ、道行く誰かが成長したひろゆきくんかもしれないと思いながら歩くのも結構楽しい。

免許を取って

これは私が専門学校に通っていた時の話です。

私は専門学校時代、車の免許を取るために授業が終わった後、教習所に通っていました。
その日も授業を終えた後、教習所に行き実技講習を受けていました。
不運にも、厳しい指導員が担当になってしまい、猛烈なダメだしをされながらも、
なんとか講習を終え、さぁ家に帰ろうかと思っていると、なんだか見覚えのある女の子が教習所のホールにいることに気付きました。
誰だっけなと思考を巡らせると・・・・・・それは同じクラスの女の子でした。

私が通っていた専門学校は、1クラスに2つの学科が存在しており、その彼女と私は学科が別でした。
そのため同じクラスとは言っても、ほとんど会話はしたことがなく、なんとなく顔を覚えている程度でした。
少し気になりはしましたが、私の人見知りの性格のせいで、その日は話しかけることができませんでした。

また別の日にも、教習所でその女の子を見かけました。私は思い切って話しかけてみることにしました。
いざ彼女に声をかけてみると、あちらも私の顔は認識していたようで、思っていたより明るい反応が返ってきました。
どうやら、彼女も私が同じ教習所に通っていることに気づいていたらしく、あっちはあっちで私に声をかけようか、どうしようか迷っていたそうです。

学校が同じで、教習所も同じであれば、共通の話題には事欠くはずもなく、会話は弾み、その日をきっかけに私と彼女は仲良くなることができました。
それからは、教習所だけでなく学校でも会話をすることが多くなりました。
自然と彼女に会う機会は増えていき、少しづつお互いの距離は縮まっていきました。
当然のように私は彼女に惹かれていき、いつの間にか好きになっていました。

彼女が私のモチベーションになったのか、1ヶ月半程度、教習所へ通ったのち、無事に本試験も一発合格し、車の免許を取る事が出来ました。彼女の方も私とほぼ同時期に免許を取る事ができたようでした。
お互いに免許が取れたことを報告し、二人で喜びを分かち合いました。

そんな喜びムードの中、私は意を決して彼女に告白しました!
実は、免許を取る事ができたら彼女に告白しようと心に決めていたのです。

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